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41歳ベロン、“選手兼会長”として2度目の現役復帰!…給料は全額寄付

2016.12.29

2014年5月以来の現役復帰が発表されたベロン [写真]=LatinContent/Getty Images

 アルゼンチン1部のエストゥディアンテスが28日、元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンの現役復帰をクラブ公式サイトで発表した。

 41歳で2度目の現役復帰を果たした。ベロンはエストゥディアンテスの下部組織出身で、1994年から1996年までトップチームでプレー。以後、ボカ・ジュニアーズやサンプドリア、マンチェスター・U、チェルシー、インテルなどを渡り歩き、2006年に古巣エストゥディアンテスへ復帰した。2012年に一度は現役引退を発表し、同クラブのスポーツディレクターに就任したものの、翌2013年に現役復帰。約1年間プレーしたのち、2014年5月に2度目の現役引退を発表し、同10月にはエストゥディアンテスの会長に就任していた。

 ベロンは以前、新本拠地のシーズンチケットが65パーセント以上売れた場合、来シーズンのコパ・リベルタドーレスでプレーすることをサポーターに約束。その売上目標が達成されたようで、選手として18カ月の契約を締結し、リーグ戦とコパ・リベルタドーレスに出場するという。また、選手として最低給与が支払われるが、クラブの発展のためにその全額を寄付することも発表されている。

 “選手兼会長”としての復帰が決まったベロンは、来年1月8日にアメリカで行われる親善試合の大会『フロリダ・カップ2017』のレヴァークーゼン戦で初戦を迎える予定。

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