CSKA年内最終戦、CLのプルゼニ戦で後半途中から出場した本田 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第6節が10日に行われ、ヴィクトリア・プルゼニと日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワが対戦。本田は後半途中から出場し、先制点をアシストしたが、その後CSKAは退場者を出したこともあり2点を奪われ、1-2で逆転負けを喫した。グループ最下位に転落したCSKAはヨーロッパリーグ出場権を逃している。
本田は2010年に加入し、4年間在籍したCSKAとの契約が12月で満了となる。本田は、「CSKAで記憶に残っている出来事と言えば何もかも、いい意味で失敗が多かったなという風に感じています。いろんなことがあったし、それが自分にとって自慢のできる失敗ばかりだったし、将来これだけ失敗した人もいないということを自慢に、自分はさらに成長していけると思っているし、次のクラブでもたくさん失敗するでしょうけど、自分にとって失敗というのは大きな成長と紙一重と言うか、成長するためのチャレンジかなと思います」と振り返り、新天地での糧にするとコメントした。
本田は、2013年の夏にはミランへの移籍が間近と報じられたが、移籍金の問題などから破談に終わる。しかし、2014年1月にミランへ合流することで合意していると盛んに報じられている。新天地でのプレーについては、「楽しみですよね、それは。楽しみでしょうがなかったし、それをコントロールするのに苦労した…3カ月だったと思いますね」と語った本田は、試合の出来について問われた際、「クリスティアーノ(・ロナウド)みたいなことはできないにしても、可能性のある限り個人技としてももうちょっと求めていかないといけない」と、個の力の向上に触れたが、次のステップではそういう選手、存在になるということか質問されると、「どういう風に思っているか分からないですけど、誤解を恐れずに言うのならそういうことですよね。どう捉えるかですよね。恐らく間違って捉えているんでしょうけど。まぁいわゆるオンリーワンにはなりたいと思っていますね」と答え、見解を語った。