ダービーでの勝利に貢献し、ベストイレブンに選出された本田圭佑
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、9日付紙面で「今週のヨーロッパ・ベストイレブン」という特集記事を掲載し、CSKAモスクワに所属する日本代表MFの本田圭佑も選ばれている。本田は7日に行われたロシア・プレミアリーグ第11節のスパルタク・モスクワ戦で1得点1アシストを記録し、チームを2−0での勝利に導いていた。
本田が登場したのは「EXTRA TIME(延長戦)」という、イタリア国外のサッカー事情を扱うコーナー。本田は7.5の高評価を受け、「スパルタクとのモスクワ・ダービーで、好守に活躍。ムサにアシストを送ると、今度はそのムサからアシストを受け、ゴールを決めた。ビッグプレーヤーとして、素晴らしく、明確なプレーを見せた」と称賛されている。
また、スパルタク・モスクワ戦の利き足ではない右足で決めた得点は、クラブの通算1000点目というメモリアルゴールだった。また、本田は、2011年にカタールで開催されたアジアカップのシリア戦で、日本代表の国際Aマッチ通算1000得点目も決めている。
日本代表として出場する12日のフランス戦、16日のブラジル戦は、今冬の移籍市場での移籍を控え、アピールする絶好の機会。本田はけがの影響で2日連続で別メニューで調整するなど不安もあるが、主要リーグの強豪クラブ移籍を目指す本田の活躍に期待がかかる。