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アルゼンチンが東京五輪GS敗退…スペイン、追いつかれるも首位で決勝T進出!

2021.07.28

スペインとアルゼンチンが対戦した [写真]=Getty Images

 東京オリンピック男子サッカー競技一次ラウンド・グループC最終節が28日に行われ、U-24スペイン代表とU-24アルゼンチン代表が対戦した。

 スペインは引き分け以上で自力でのグループステージ突破が決定する一方、アルゼンチンは引き分け以下で敗退が決定。また、アルゼンチンが勝利した場合でも、オーストラリアvsエジプトの結果次第でスペインも決勝トーナメントに進出する可能性があるという状況で試合を迎えた。

 試合は11分、スペインがゴールから約25メートル離れた左サイド寄りの位置でフリーキックを獲得し、キッカーのダニ・オルモは低くて鋭いシュートで直接狙う。枠を捉えていたものの、相手GKヘレミアス・レデスマのセーブに阻まれた。

 アルゼンチンは14分、ペナルティエリア右からエセキエル・バルコが右足を振り抜くが、ゴール右下を狙ったシュートは相手GKウナイ・シモンに阻まれる。16分には右サイド深い位置からのクロスに飛び込んだマルティン・パジェロが頭で合わせるが、これは枠を捉えられない。

 スペインは27分、ペナルティエリア内でこぼれ球に反応したマルク・ククレジャが左足を振り抜くが、相手GKレデスマの好セーブに阻まれる。前半はお互いにチャンスを生かせず、スコアレスで折り返した。

 50分、スペインに決定機。ペナルティエリア右からミケル・オヤルサバルが折り返したボールにオルモがダイレクトで合わせたが、ゴール右上を狙ったシュートは枠を捉えられない

 ボールを握る展開が続くスペインは、66分に待望の先制点を獲得する。オヤルサバルのスルーパスから右サイドの深い位置をとったマルコ・アセンシオが右足で柔らかいクロスを供給。ファーサイドで受けたオルモはグラウンダーで再び折り返し、最後はミケル・メリーノが押し込んだ。

 すると87分、アルゼンチンは左コーナーキックにトマス・ベルモンテが頭で合わせて押し込み、試合を振り出しに戻す。

 試合はこのまま終了。スペインはグループステージを突破し、アルゼンチンは敗退が決定した。また、エジプトがオーストラリアを下したため、スペインは首位通過が決定した。準々決勝は31日に行われ、スペインはグループD2位のコートジボワールと対戦する。

【スコア】
U-24スペイン代表 1-1 U-24アルゼンチン代表

【得点者】
1-0 66分 ミケル・メリーノ(スペイン)
1-1 87分 トマス・ベルモンテ(アルゼンチン)

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