ブラジルとコートジボワールが対戦した [写真]=Getty Images
東京オリンピック男子サッカー競技一次ラウンド・グループD第2節が25日に行われ、U-24ブラジル代表とU-24コートジボワール代表が対戦した。
先に決定機を迎えたのはコートジボワール。4分、ロングボールに抜け出したマックス・グラデルがペナルティエリア左で左足を振り抜いたが、惜しくもゴールの左に外れる。
すると14分、ブラジルに退場者が出る。自身のコントロールミスからボールを奪われ、ペナルティエリア手前でユスフ・ダオに入れ替わられそうになったドウグラス・ルイスが腕を使ってこれを阻止。当初はイエローカードが提示されたものの、オンフィールドレビューで映像を再確認した主審はD・ルイスのプレーをDOGSO(決定的な得点機会の阻止)と判断し、カードの色を赤に変えた。
コートジボワールは32分、ケシエがペナルティエリア左で左足ボレーシュートを放つが、相手GKサントスに阻止される。試合はスコアレスで折り返した。
得点が生まれないまま迎えた80分、コートジボワールにも退場者が出る。ガブリエウ・マルティネッリとボールを奪おうとした際に足裏で相手の太ももに蹴りを入れたとして、エブエ・クアシが2枚目のイエローカードを受け取った。
ブラジルは86分、クラウジーニョがペナルティエリアの外から左足を振り抜いて強烈なミドルシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれる。結局、お互いに最後まで1点が遠く、試合はこのままスコアレスドローで決着。ともに1勝1分となった。
次節は28日に行われ、ブラジルはU-24サウジアラビア代表と、コートジボワールはU-24ドイツ代表と対戦する。
【スコア】
U-24ブラジル代表 0-0 U-24コートジボワール代表