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「もう何度も…」 ブラジル戦控える独指揮官、“7-1”の話題にうんざり?

2016.08.19

「ミネイロンの惨劇」に関する質問を繰り返し受けているルベッシュ監督 [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピック決勝進出を決めているドイツ代表のホルスト・ルベッシュ監督が18日、記者会見に出席した。ブラジルメディア『グローボ』がコメントを伝えている。

 17日(日本時間18日)に行われた準決勝でナイジェリアを2-0で破り、開催国ブラジルの待つ決勝へ駒を進めたドイツ。準決勝翌日に開催された会見で、ルベッシュ監督は「我々はブラジルと対戦するわけで、ネイマールと対戦するのではない。チームスポーツなのだから、相手は1選手ではない。我々は(今大会の5試合で)21ゴールを挙げている。そのことを考えるべきだ」と、FWネイマールバルセロナ)対策に関する質問に対して答えた。

「変えることは何もない。攻守両面において素晴らしい選手たちを揃えているのだからね。決勝に進むことができて非常に嬉しい。勝つためにできること、その全てをしていく」

 そして今回の会見では、前日に続いて「ミネイロンの惨劇」についての質問が飛んだ。2014年のブラジル・ワールドカップ準決勝でドイツがブラジルに7-1と圧勝した一戦。約2年が経過し、再び両国が顔を合わせることとなった。

 前日の会見で「私が思うに、あの“7-1”はこのチームとは関係ない」と話していたルベッシュ監督。2日連続で同じ話題となり、「私はもう何度もこの質問に答えている。あの時とは違うチームなんだ」と繰り返した。

「もちろん、このチームには世界チャンピオン(オーバーエイジ選出のドルトムントDFマティアス・ギンター、ワールドカップ優勝メンバー)もいるが、我々はこの話題については全く考えていない」

 繰り返される同じ話題に、ルベッシュ監督は少し辟易しているのかもしれない。ただ、大敗を喫したブラジルの現地メディアに強烈な印象を残した一戦であることは間違いないため、今後も避けては通れないテーマとなりそうだ。

 ブラジルとドイツの決勝は20日(日本時間21日5時30分)に開催される。

By サッカーキング編集部

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