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連続ドローのブラジル、ネイマールに批判集中…取材拒否で無言貫く

2016.08.08

2試合連続ドローで批判を浴びているネイマール。第3節で奮起なるか [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピックのグループステージ第2節が7日に行われ、グループAでは開催国のブラジル代表とイラク代表が対戦。スコアレスドローに終わった。

 ブラジルはボールポゼッション率で相手を圧倒し、幾度となく決定機を迎えながらもゴールを奪うことができなかった。自国開催大会で2試合連続の無得点。4日の南アフリカ戦に続いて、スタジアムは大ブーイングで包まれた。

 キャプテンを務めるFWネイマールバルセロナ)は試合後、報道陣の取材に応じず、無言を貫いてチームバスに乗り込んだようだ。ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 オーバーエイジ選手として自国開催の五輪代表メンバーに選出され、背番号「10」とキャプテンマークを纏ってピッチに立っているネイマール。2試合連続ノーゴールという不甲斐ない結果を受け、地元のファンから痛烈な批判を浴びている。ファンの一部は、ブラジル女子代表FWマルタを引き合いに出して「マルタの方がネイマールよりも良い選手だ」という旨のチャントを歌っていたとも報じられている。

 報道によると、ネイマールはイラク戦後、メディアの取材には応じずに無言を貫いたようだ。同選手について、同じくオーバーエイジ選出のMFレナト・アウグスト(北京国安)は以下のようにコメントしている。

「彼も人間なんだ。彼は今、少しの間、一人になることを望んでいる。人々はわかってくれない時もあるけどね。今はよく考えて、結束すべき時だ。勝つために結束しなければならないよ」

 ブラジルは2試合を終えて勝ち点「2」で、イラクと並んでグループ2位。次戦は10日、決勝トーナメント進出を懸けてグループ首位のデンマークと対戦する。

By サッカーキング編集部

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