エメン戦を観戦したテディベアたち [写真]=ANP Sport via Getty Images
無観客のスタジアムを無数のテディベアが埋め尽くした。オランダ1部のヘーレンフェーンは24日、ホームで行われたエールディヴィジ第6節のエメン戦で、無観客のスタンドにクラブのユニフォームを着た1万5000体のテディベアを各席に並べた。オランダでの小児がん啓発のための取り組みだという。
クラブ公式サイトによると、この取り組みはヘーレンフェーン、製薬会社『MSD』、慈善団体『Foundation KiKa』が協力し、新型コロナウイルスの影響で困難な時期を過ごす子どもたちへのサポートと愛情を示すために行われたという。
『Foundation KiKa』は小児がんの研究に資金を提供している団体だが、新型コロナウイルスの影響でチャリティイベントを開催できず、資金確保が難航していたという。そこでヘーレンフェーンと15年前から同団体を支援している『MSD』と協力し、『Foundation KiKa』をサポートする取り組みとして、テディベアを使った啓発活動を行ったようだ。
エールディヴィジは昨シーズン、新型コロナウイルスの影響で4月に打ち切りとなった。約5カ月後の9月に開幕した今シーズンは当初、制限付きの有観客で行われていたが、新型コロナウイルスの感染者が再び増加していることで無観客で開催されている。なお、同試合はヘーレンフェーンが4-0でエメンに快勝。これまで4勝1分け1敗で暫定4位につけている。
29. 𝐘𝐄𝐒𝐒𝐒! 𝐍𝐘𝐆𝐑𝐄𝐍!#HEEEMM | 2-0 pic.twitter.com/IMVzLX7RrF
— sc Heerenveen (@scHeerenveen) October 24, 2020
By サッカーキング編集部
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