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ファン・ハール氏が元教え子&古巣を批判「新型コロナ危機を利用している」

2020.04.05

今季の処遇をめぐる主張に不快感を示したファン・ハール氏 [写真]=Getty Images

 アヤックスバルセロナバイエルン、オランダ代表などで指揮を執ったルイ・ファン・ハール氏が、新型コロナウイルス危機のなかで一部クラブの主張を批判した。4日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今回の報道によると、ファン・ハール氏は新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑みて、オランダリーグのエール・ディヴィジを中止する考えを推し進める一派に言及。いくつかのクラブが、現在のパンデミック状態を利用していると非難した。

「UEFAとFIFAはルールを調整し、状況をコントロールする余地を残すべきだ。その後、シーズン再開に向けて準備を進めていくことだってできる。来シーズンを短縮するなど、方法はあるはずなんだ」

「自分たちの利益のために、このパンデミック危機を利用しているクラブもある。25試合を終えただけで、アヤックスが王者になることはできないよ。2位のAZは、首位のアヤックスと同じ勝ち点『56』なんだ」

 ここ最近の動きとしては、アヤックスでスポーツディレクター(SD)を務める元オランダ代表のマルク・オーフェルマルス氏が、オランダサッカー連盟(KNVB)にシーズンの中止と、アヤックスの優勝を認めるよう促している。ファン・ハール氏は、かつての教え子であるオーフェルマルス氏や古巣クラブの主張に、憤慨しているようだった。

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