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本田圭佑がフィテッセ入団会見…10年ぶりオランダ再デビューへ「成長を見せたい」

2019.11.22

本田圭佑がフィテッセ入団会見に出席した [写真]=ANP Sport via Getty Images

 フィテッセに加入したMF本田圭佑が21日、入団会見に臨んで意気込みを語った。オランダのサッカー誌『Voetbal International』が伝えた。

 現在33歳の本田は今夏にオーストラリアのメルボルン・ヴィクトリーを退団してから未所属が続いてたが、10月31日からCSKAモスクワ時代の恩師レオニド・スルツキ監督が率いるフィテッセの練習に参加。11月6日に今シーズン末までの契約を締結し、20日には労働許可証取得が完了して出場可能になったことが発表された。

 本田は21日の練習後、入団会見に出席し、「オーストラリアでプレーしたあと、誰もがもうヨーロッパではプレーできないと言っていました。この半年プレーできていないですが、状態はフィットしています。どれぐらいかは、(試合を)見てもらえればわかります。みんなを驚かせたいです」と意気込んだ。

 スルツキ監督は練習後、24日に行われるエールディヴィジ第14節のスパルタ・ロッテルダム戦で教え子を起用することを明言。そのことを伝えられた本田は、「準備はできています」と断言した。続けて恩師について、「監督がいなければ、僕もここにいませんでした。モスクワ時代からお互いを知っていて、彼がここで練習やプレーする機会をくれました」と話した。

 本田は2008年冬にオランダに移籍した海外挑戦をスタート。VVVフェンロで2010年冬までプレーした。「エールディヴィジは特別なところです。ここから僕はスタートしました。当時は髪も黒かったですが、今は10年も歳を重ねました」と振り返り、「あの時から1人の青年がどれだけ成長したか、オランダに見せたいと思います。僕がまだやれることを見せられるのは素晴らしい挑戦です」と約10年ぶりのオランダ再デビューを心待ちにした。

 フィテッセは今シーズン開幕10試合で7勝2分け1敗と好スタートを切ったが、直近3試合は連敗を喫して5位に後退している。本田圭佑のチーム再浮上を導く活躍に期待が高まる。

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