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【2018-19シーズン日本人選手所属クラブ開幕ガイド】フローニンゲン(堂安律)

2018.08.17

[写真]=Getty Images

 堂安律の活躍により日本でも知名度が上がっているフローニンゲンは、1970年代からトップリーグに所属し、80年代には欧州カップ戦にも出場するなど、オランダ北東部の古豪クラブとして知られている。近年は1999年に2部降格を経験するも、2003-04シーズンから8年間チームを指揮した知将ロン・ヤンスの下で「名よりも実を取る」スタイルを定着させてサブトップの地位を確立。2006年に新スタジアム「ユーロボルフ」に居を移し、2014-15シーズンにはKNVBカップ優勝を果たしてクラブ初タイトルを獲得した。今季は36歳のデニー・バイスを新指揮官に迎え、若手中心のメンバーで欧州カップ戦出場圏内のトップ7入りを目指す。

■クラブデータ

[創設]1971年 [クラブカラー]白と緑
[ホームタウン]フローニンゲン
[ホームスタジアム]ユーロボルフ
[代表者]バート・ミデル
[獲得タイトル]
 KNVBカップ:1回(2015)

■過去5シーズンの成績

2017-18:12位  勝ち点38(8勝14分12敗|50得点・50失点)
2016-17:8位  勝ち点43(10勝13分11敗|55得点・51失点)
2015-16:7位 勝ち点50(14勝8分12敗|41得点・48失点)
2014-15:8位  勝ち点46(11勝13分10敗|49得点・53失点)
2013-14:7位  勝ち点51(14勝9分11敗|57得点・53失点)

■基本フォーメーション

■2018夏 主な獲得&放出選手

[IN]
DF ティム・ハントヴェルカー(←ケルン/ドイツ)
DF ジュリアン・シャボ(←スパルタ)
FW マテオ・カシエラ(←アヤックス)
FW アフマド・メンデス・モレイラ(←コザッケン・ボーイズ)

[OUT]
DF カスパー・ラーセン(→ノルシェーピン/スウェーデン)
DF ヨエル・ファン・ニーフ(→ヘラクレス)
MF ジュニーニョ・バクーナ(→ハダーズフィールド/イングランド)
FW ラース・ヴェルトワイク(→スパルタ)

■注目プレーヤー

堂安律

[ポジション]MF [背番号]7
[生年月日]1998年6月16日 [国籍]日本

[写真]=Getty Images


昨年6月にガンバ大阪からレンタル加入すると、欧州初挑戦ながら公式戦31試合で10得点4アシストを記録。サポーターズクラブが選出する年間最優秀選手に選ばれるほどのセンセーショナルな活躍を見せた。4月には新たに3年契約を勝ち取り、今シーズンはエースとして攻撃陣を牽引する役割を担う。

■注目プレーヤー

セルジオ・パット

[ポジション]GK [背番号]1
[生年月日]1990年6月6日 [国籍]オランダ

[写真]=Getty Images


キャプテンとして最後尾からチームを支える不動の守護神。フローニンゲンでの4シーズンでリーグ戦136試合に出場し、2015年にはKNVBカップ制覇に貢献するなど、リーグ屈指のGKに成長を遂げた。その活躍が認められ、昨年5月にオランダ代表に初選出されると控えGKながらコンスタントに代表に招集されている。

■注目プレーヤー

トム・ファン・デ・ローイ

[ポジション]MF [背番号]36
[生年月日]1999年7月2日 [国籍]オランダ

[写真]=Getty Images


クラブの新たなタレントとして注目される19歳の新星。昨季、ウインターブレイク明けに先発に抜擢されると、中盤の底からアンカーとして守備に安定をもたらし、その後のリーグ戦で全試合フル出場を果たした。代表ではU-17から名を連ねており、父親が監督を務めるU-21代表への“飛び級”招集にも注目される。

■監督

デニー・バイス

[生年月日]1982年6月21日 (36歳) [国籍]オランダ

[写真]=Getty Images


現役時代は守備的MFとしてフローニンゲンやフェイエノールトでプレーし、2014年に3部のコザッケン・ボーイズで現役引退。翌シーズンに監督に就任すると、初年度で3部リーグ優勝を達成するなど、高い手腕を評価されて古巣の指揮官に迎え入れられた。

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