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【2018-19シーズン日本人選手所属クラブ開幕ガイド】ヘーレンフェーン(小林祐希)

2018.08.16

[写真]=Getty Images

 小林祐希が所属するヘーレンフェーンは、1992-93シーズンのエールディヴィジ昇格以来、“3強”に続くサブトップとして定着している。北欧諸国への独自のスカウティング網を生かし、ヨン・ダール・トマソンやルート・ファン・ニステルローイなど優秀なストライカーを数多く輩出。リーグ2位に食い込んだ1999-00シーズンを含めてトップ5に9度名を連ね、2008-09シーズンにはKNVBカップを制して念願の初タイトルを獲得した。ここ数年は中位に低迷しているが、今季は魅力的な攻撃的サッカーを標榜するヤン・オルデ・リーケリンク新監督の下で上位返り咲きを目指す。

■クラブデータ

[創設]1920年 [クラブカラー]白と黒
[ホームタウン]ヘーレンフェーン
[ホームスタジアム]アベ・レンストラ・スタディオン
[代表者]ルーク・エイセンハ
[獲得タイトル]
 KNVBカップ:1回(2009)

■過去5シーズンの成績

2017-18:8位  勝ち点46(12勝10分12敗|48得点・53失点)
2016-17:9位  勝ち点43(12勝7分15敗|54得点・53失点)
2015-16:12位 勝ち点42(11勝9分14敗|46得点・61失点)
2014-15:7位  勝ち点50(13勝11分10敗|53得点・46失点)
2013-14:5位  勝ち点57(16勝9分9敗|72得点・51失点)

■基本フォーメーション

■2018夏 主な獲得&放出選手

[IN]
GK フィリップ・ベドナレク(←デ・フラーフスハップ)
DF シェレル・フロラヌス(←スパルタ)
MF ロドニー・コンゴロ(←マンチェスター・C/イングランド)
MF ベン・リーンストラ(←ヴィレムⅡ)
FW サム・ラマース(←PSV)

[OUT]
GK マルティン・ハンセン(→バーゼル/スイス)
GK ボウター・ファン・デル・ステーン(→未定)
DF デンゼル・ダンフリース(→PSV)
DF ヘンク・フェールマン(→ザンクトパウリ/ドイツ)
MF マルティン・ウーデゴーア(→レアル・マドリード/スペイン)
FW レザ・グーチャンネジャード(→APOEL/キプロス)

■注目プレーヤー

小林祐希

[ポジション]MF [背番号]21
[生年月日]1992年4月24日 [国籍]日本

2年目の昨季は第6節のヴィレムⅡ戦で豪快なミドルを決めるなど不動のボランチとして存在感を示したが、後半戦は不安定な戦いが続くチーム事情もあってスタメン落ちを経験した。自身が希望する4大リーグへのステップアップを実現させるためにも、新体制下の主軸としてハイパフォーマンスが期待される。

[写真]=Getty Images

サム・ラマース

[ポジション]FW [背番号]9
[生年月日]1997年4月30日 [国籍]オランダ

今季PSVからレンタルで加入したU-21オランダ代表FW。PSVではコンスタントな出場機会を得られなかったが、2部リーグに所属するヨングPSVでは、3シーズンで30ゴールをマークするなど得点力は折り紙付き。昨季、得点力不足に悩まされたチームの新たな得点源として大きな期待を集めている。

[写真]=Getty Images

アルベル・ゼネリ

[ポジション]FW [背番号]13
[生年月日]1995年2月25日 [国籍]コソボ

スピードとテクニックを兼ね備えた典型的なエールディヴィジ育ちのウイング。昨季は左ウイングのレギュラーとして4ゴール8アシストを挙げるなど攻撃陣で獅子奮迅の活躍を見せた。オランダ4年目を迎えてステップアップの機は熟しており、移籍市場での動向も注目されている。

[写真]=Getty Images

■監督

ヤン・オルデ・リーケリンク

[生年月日]1963年2月22日 (55歳) [国籍]オランダ

ユルヘン・ストレペル前監督の後任として指名された若手育成に定評のある指揮官。2016年にはガラタサライの監督としてトルコカップのタイトルを獲得しているが、エールディヴィジで指揮を執るのは今回が初めて。

[写真]=Getty Images

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