ヘーレンフェーンとフローニンゲンが対戦した [写真]=Soccrates/Getty Images
8日にエールディビジ第30節が行われ、MF小林祐希が所属するヘーレンフェーンとMF堂安律が所属するフローニンゲンが対戦した。小林と堂安はともに先発メンバーへと名を連ねている。
オランダで腕を磨く若手選手同士が相まみえる日本人対決となったこの試合。堂安が11分に味方へスルーパスを試みて見せ場を作ると、小林も25分にゴール右前で自ら倒されて得たFKを、左足で直接狙う。しかし、枠内に飛んだシュートは相手GKにセーブされ、得点を挙げることはできなかった。
試合が動いたのは31分だった。ロングスローのこぼれ球をペナルティエリア内で拾ったミシェル・フラプが、左足でグラウンダーのシュートを放つ。巧みに放たれた一撃がゴール隅へと吸い込まれていき、ホームのヘーレンフェーンが先制に成功する。
先行を許したフローニンゲンも反撃に出る。55分、左サイドから上がったクロスが一旦はクリアされるが、そのこぼれ球がフローニンゲンの選手に渡って再度クロスが供給される。このボールにゴール正面でフリーになっていたトム・ファン・ヴェールトが頭で合わせてネットを揺らし、フローニンゲンが試合を振り出しに戻した。
その後は両チームともに勝ち越し点を狙って攻撃を仕掛けたものの、均衡を破るには至らず。試合は1-1のまま終了し、両者ともに勝ち点1を分け合う結果となった。なお、小林と堂安はともに先発フル出場を果たしている。
次節、ヘーレンフェーンは14日にアウェイでVVVフェンロと、フローニンゲンは15日にホームでローダとそれぞれ対戦する。
【得点者】
1-0 31分 ミシェル・フラプ(ヘーレンフェーン)
1-1 55分 トム・ファン・ヴェールト(フローニンゲン)