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W杯予選敗退危機のオランダ代表、ブリント監督を解任…成績不振受けて決断

2017.03.27

オランダ代表監督を解任されたブリント氏 [写真]=UEFA via Getty Images

 オランダサッカー協会(KNVB)は26日、同国代表を率いるダニー・ブリント監督の解任を発表した。

 オランダは25日、2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選でブルガリア代表に0-2で敗戦。この結果、残り5試合の時点でグループAの4位に転落し、W杯出場権獲得の1位フランス代表とは勝ち点6差、プレーオフ出場の可能性がある2位スウェーデン代表とは勝ち点3差と厳しい状況に立たされている。

 発表によると、ブルガリア戦の敗戦を受けて、KNVBはすぐさま話し合いを行い、ブリント監督の解任を決定。フレッド・グリム氏が暫定的に指揮を執り、その間に新たな監督候補を探すことになるという。

 現在55歳のブリント監督は、2015年7月にオランダ代表の指揮官に就任。ユーロ2016欧州予選でグループ3位と苦しむチームの立て直しを任されたが、結局32年ぶりにユーロ本戦出場を逃した。その後、昨年9月から始まったW杯欧州予選でも、第5節終了時点で2勝2敗1分けと苦戦。就任から全17試合を指揮したが、7勝7敗3分けという成績で終えることとなった。

 解任に際し、ブリント監督は「我々は正しい方向に向かっていた。ブルガリア戦でも私が持つ全てのものを出し切ったが、こんな形で終わってしまうのは残念だ」とコメントし、悔しさをにじませた。

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