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ファン・ハール氏、監督業引退を否定「続けるかは今後のオファー次第」

2017.01.19

監督業引退が報じられていたファン・ハール氏 [写真]=The FA via Getty Images

 昨シーズンまでマンチェスター・Uを率いていたルイ・ファン・ハール氏が、監督業の引退を発表したとの報道を否定した。イギリスメディア『BBC』が18日に伝えている。

 オランダ紙『De Telegraaf』は16日、バルセロナやオランダ代表などで指揮を執ってきたファン・ハール氏の監督業引退を報道。同氏は「おそらく、(監督業を)やめることになるだろう。長期休暇ということになるが、今は監督に戻るつもりはない」と明かし、先月に娘の夫が亡くなったことで「私の家族に色々なことが起きた。より実生活に近い人間に戻るよ」と発言していた。

 このコメントが世界中で大々的に報じられたが、ファン・ハール氏はスペインのラジオ局『カデナ・セール』に対して、引退は可能性に過ぎないと強調。「監督業を続けるかどうかは、今後受けるオファー次第だ。引退したというのは現段階で事実ではない。だが、私の長期休暇が終わる6月か7月には決めるよ」と語っている。

 現在65歳のファン・ハール氏は現役時代、アヤックスなどオランダ国内の複数クラブなどでプレー。1991年にアヤックスで指導者キャリアを始めると、1994年からリーグ3連覇を達成した。1994-95シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇ももたらしている。

 その後はバルセロナ、バイエルンを指揮し、両チームでリーグ優勝など複数のタイトルを獲得。母国オランダの代表監督にも2度就任し、2014年のブラジル・ワールドカップではチームを3位に導いた。2014年夏からマンチェスター・Uの監督を務め、昨シーズンのFAカップを制したが、2日後に解任されていた。

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