バルセロナがケシエの完全移籍加入を発表 [写真]=Getty Images
バルセロナは4日、ミランからコートジボワール代表MFフランク・ケシエを完全移籍で獲得したことを発表した。
セリエAでも有数のセントラルMFに成長したケシエが、自身のキャリアで初めてラ・リーガに挑戦する。バルセロナとの契約期間は2026年夏までの4年間で、契約解除条項は5億ユーロ(約708億円)に設定されている。2021-22シーズン限りでミランとの契約が満了を迎えたため、フリートランスファーでの加入となった。
ケシエは1996年12月19日生まれの現在25歳。アタランタやチェゼーナでプレーした後、2017年夏に2年間のレンタル移籍でミランへと加入した。初年度の2017-18シーズンは公式戦54試合に出場して5ゴールを挙げるなど主力として活躍。2019年夏には買い取りオプションを行使する形で、ミランに完全移籍加入した。2021-22シーズンはセリエAで31試合に出場し6ゴールを記録。ミランにとって11シーズンぶりとなるスクデット獲得に大きく貢献していた。
ケシエは6日にシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペール(バルセロナのトレーニング施設)で契約書にサインし、2022-23シーズンのユニフォーム姿をお披露目する。その後は記者会見に臨むスケジュールとなっている。
今オフ、バルセロナはラシン・サンタンデールからU-19スペイン代表MFパブロ・トーレの獲得を発表済み。同選手はバルサB合流予定となっており、ケシエはトップチームにとって今夏初の補強選手となった。