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そのとき彼らは…11季ぶり優勝のインテル、現在所属する監督・選手たちの11年前

2021.05.03

 インテルのセリエA優勝が決まった。2日に行われたセリエA第34節で、勝ち点差「11」の2位だったアタランタサッスオーロとドロー。この結果、残り4試合で後続との差が13ポイントとなり、19回目のリーグ制覇が確定した。

 ユヴェントスの10連覇を阻止したインテルは、3冠を達成した2009-10シーズン以来のスクデット獲得になる。では、11年前当時、インテルの選手たちは何をしていたのか。イタリア紙『Repubblica』の情報をもとに、同国メディア『Football ITALIA』が伝えているので紹介しよう。

[写真]=Getty Images

■アントニオ・コンテ監督(イタリア)


 監督キャリア通算4度目、インテルでは初のセリエA優勝を成し遂げたコンテ監督。51歳のイタリア人指揮官は11年前、アタランタの監督を3カ月半で辞任し、無職となった。しかし5月9日に当時セリエBに所属していたシエナの監督に就任すると、2010-11シーズンはチームをセリエA昇格に導いた。

ロメル・ルカク(ベルギー)


 今季セリエA33試合出場で21ゴール。インテルの最多スコアラーとして活躍するルカクは、11年前も変わらずゴールを量産していた。17歳にして、ベルギー1部リーグの得点王に輝き、所属先のアンデルレヒトをリーグ優勝に導いたのだ。なお彼にとっても、リーグ優勝を味わうのは、その時以来11年ぶりになる。

イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)


 11年前、ルカクが怪物の片りんを見せていた頃、ペリシッチもベルギーを舞台に活躍。名門クラブ・ブルージュに在籍し、2010-11シーズンには、22得点をマークして得点王に輝くとともに、同国の年間最優秀選手に輝いた。

ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン)


 インテルの10番は、2010年当時13歳だった。本人は同国の英雄マヌ・ジノビリ氏に憧れて、バスケットボールをやりたかったそうだが、父親の説得でサッカーに転向することになったそう。その決断は正しかったと言えるだろう。

アレッサンドロ・バストーニ(イタリア)


 コンテ監督のもとで飛躍的な成長を遂げ、インテルのみならず、イタリア代表の将来も担うとされるバストーニ。1999年生まれの彼は11年前、アタランタのユースチームに所属し、トップチーム昇格を夢見る少年だった。

ステファノ・センシ(イタリア)


 好守にファイトできるレジスタは、11年前当時、所属していたリミニが倒産。プレーできる場を求めて、チェゼーナへの移籍を検討していたという。

ニコロ・バレッラ(イタリア)


 インテルでフィールドプレーヤー最多のリーグ戦出場時間を誇るバレッラ。スクデット獲得の“影のMVP”は、生まれ故郷カリアリのユースチームに所属していた。セリエAデビューを果たしたのは、2015年5月4日のパルマ戦だった。

サミール・ハンダノヴィッチ(スロベニア)


 インテル不動の守護神は2004年からウディネーゼに所属し、セリエAで6年目となるシーズンを過ごしていた。2009-10シーズン終了後には、スロベニア代表としてワールドカップ・南アフリカ大会に出場。グループステージで敗退したものの、ウェイン・ルーニー、スティーヴン・ジェラード、フランク・ランパード、ジェイムズ・ミルナーらを擁するイングランド代表を相手に好セーブを連発した。

クリスティアン・エリクセン(デンマーク)


 エリクセンもデンマーク代表として、2010年のワールドカップに出場。当時18歳で、同年3月にA代表デビューを飾ったばかりだった。同大会の最年少出場選手となり、グループステージ第3節の日本戦でもプレーした。

アンドレア・ラノッキア(イタリア)


 2011年からインテルに所属するベテランは、バーリへレンタル移籍中。現在ユヴェントスに所属するレオナルド・ボヌッチと最終ラインを形成し、強固な守備網を構築していた。

アクラフ・ハキミ(モロッコ)


 モロッコ人の両親のもと、スペインのマドリード州ヘタフェで生まれたハキミ。8歳でレアル・マドリードの下部組織に入団すると、母親が希望していた水泳ではなく、サッカーに最も情熱を注いでいたという。

マッテオ・ダルミアン(イタリア)


 第33節のヴェローナ戦で値千金の決勝点をマーク。リーグ優勝に大きく貢献したダルミアンは11年前、ミランの選手としてセリエBのパドヴァにレンタル移籍中だった。当時の同僚の一人が、昨季までミランに所属し、現在はフィオレンティーナで活躍するジャコモ・ボナヴェントゥーラである。

■スティーヴン・チャン会長(中国)


 エリクセン(1992年2月14日)とは、同学年(1991年12月21日生まれ)。29歳にしてインテルの会長を務めるチャン氏は、ペンシルベニア大学のウォートンスクールで学ぶ学生だった。それから11年後に欧州屈指の強豪クラブで会長を務め、セリエAのタイトルを獲得した最初の外国人オーナーになるとは想像していなかっただろう。

(記事/Footmedia)

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