伊代表監督がセリエの交代枠増加を評価「リカバリーは誰にとっても問題」

　イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督が、セリエA再開に際し設定された交代枠を5人に増枠する案について語った。イタリアメディア『Cn24tv』が伝えている。

　セリエAは6月20日からの再開が決定。久しぶりの再開に当たり、選手のコンディションなどから負傷が懸念され、交代枠を通常の3人から5人に増やすことをイタリアサッカー連盟（FIGC）が伝えていた。

　マンチーニ監督は増枠の決断を高く評価しているようだ。同メディアのインタビューで語っている。

「ひどいロックダウンを経験したから、同じような状況が二度と起こらないことを願っている。リカバリーは全員が問題にしていると思う。特に3日に1度のプレーを回していかなければいけない監督たちにとってはね。その意味では、5人の交代枠は大きな助けになるだろう」

　続けて、イタリア代表についても言及。EURO2020は来年に延期となり、代表戦の再開は決まっていないが、若手選手の“伸び”に期待しているようだ。

「我々（イタリア）には多くの興味深い若い選手がおり、彼らは多くの改善の余地がある。多くの場合、チームへの貢献が優先されるが、それにこたえることができる選手は爆発的に伸びるだろうね」