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ローマ&ミランが現地紙を取材禁止に…「ブラック・フライデー」の1面が人種差別助長

ローマとミランが現地紙を取材禁止に [写真]=Getty Images

 ローマとミランは5日、イタリアのスポーツ紙『コリエレ・デッロ・スポルト』を取材禁止にする共同声明をそれぞれのクラブ公式サイトで発表した。



『コリエレ・デッロ・スポルト』紙は5日付の1面で、翌日6日(金曜日)に行われるセリエA第15節のインテル対ローマの試合に関する記事を採用。インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクとローマのイングランド代表DFクリス・スモーリングの写真を並べ、「ブラック・フライデー」との見出しで掲載した。だが、これが人種差別に当たるとして物議を醸した。

 両クラブは「本日発行されたコリエレ・デッロ・スポルトの1面の見出しに足して、公に非難します」との声明を発表。同紙に対して年内の取材禁止を言い渡した。

「選手、クラブ、サポーター、メディアは、サッカー界の人種差別に対して一致団結しなければいけない。そして私たち全員が、私たちが選ぶ言葉や伝えるメッセージを正しく使う責任があります」

「本日発行された“ブラック・フライデー”の見出しに応じて、ローマとミランは年末までコリエレ・デッロ・スポルトのトレーニングでの取材を禁止しすることを決定しました。この期間は、選手たちは同紙のいかなる取材にも応じません」

「両クラブは、“ブラック・フライデー”の見出しに関する記事において、反人種差別のメッセージが表現されていること確認しています。そのため、コリエレ・デッロ・スポルトの取材禁止は1月までとします」

 イギリスメディア『BBC』によると、ローマはこの1面が「明らかな」人種差別とは見ておらず、人種差別を助長しかねない不適切なメッセージと捉えているようだ。ローマの幹部であるフランチェスコ・カルボ氏は同メディアの取材に対し、「今回の件は、最近イタリアで多く起きた人種差別とは違います」と話した。

「メッセージが取り違った言葉にされ、悪い意味で捉えられる可能性があることを理解していない人たちによる、表面的で不運なものです。サッカー界に関わる全ての人たちが、人々に正しいメッセージを伝え、ロールモデルとなり、人々を育てていく、大きな責任を持っています。我々は自分自身が使う言葉に注意深くあるべきです。人々は見出しだけに目が行き、記事を読まないことが多いため、(今回の1面は)反人種差別のメッセージではなく、人種差別の助長を許すものです」

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