ゴールを喜ぶユヴェントスの選手たち [写真]=Getty Images
セリエA第7節が6日に行われ、インテルとユヴェントスが対戦した。
勝ち点2差で迎えた首位インテルと2位ユヴェントスによる“イタリア・ダービー”。先制したのはアウェイのユヴェントスだった。4分、ミラレム・ピアニッチのスルーパスに抜け出したパウロ・ディバラがペナルティエリア内左から強烈なシュートをゴール右に突き刺した。
1点リードのユヴェントスは直後の9分、クリスティアーノ・ロナウドがエリア手前左からカットインし、右足でミドルを放ったが、強烈なシュートはクロスバーを直撃。追加点とはならなかった。
再び試合が動いたのは18分。インテルが右から仕掛けると、クロスボールがユヴェントスのマタイス・デ・リフトの手に当たりハンドの判定。このPKをラウタロ・マルティネスが決めてインテルが同点に追いついた。
ユヴェントスは41分、エリア手前中央で受けたディバラの落としをC・ロナウドが引き取り、左足でフィニッシュ。見事な崩しからネットを揺らしたが、ディバラのポジションがわずかにオフサイドだったため、得点は認められなかった。
後半は60分までユヴェントスが、それ以降はインテルが主導権を握る展開となったがスコアは動かないまま時間が経過。それでも終盤の80分に勝ち越しゴールが生まれる。エリア手前で縦パスを受けたC・ロナウドからロドリゴ・ベンタンクールへつなぎ、ここからエリア内右へスルーパス。これを受けたゴンサロ・イグアインが右足で流し込み、ユヴェントスが勝ち越しに成功した。
インテルは残り時間で同点ゴールを狙ったがユヴェントスの守備を崩し切ることはできず、試合はこのままタイムアップ。ユヴェントスが2-1でダービーを制し、首位に浮上した。次節、インテルはアウェイでサッスオーロと、ユヴェントスはホームで日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャと対戦する。
【得点者】
0-1 4分 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
1-1 18分 ラウタロ・マルティネス(PK/インテル)
1-2 80分 ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)
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