2019.05.16

まさに攻撃の“核”…「2桁得点&2桁アシスト」を記録した10人の選手たち

[写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 欧州5大リーグは、シーズンの佳境を迎え様々なデータが収集されている。その中でも、2桁得点2桁アシストを達成できる選手はごくわずかだ。

 統計サイト『Whoscored.com』によると、今シーズンの欧州5大リーグで2桁得点2桁アシストを達成しているのは10選手。その内訳は、プレミアリーグが最多の3名、次いで、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、リーグ・アンが2名ずつ、そしてセリエAが1名となっている。

 この中で最多得点を記録しているのは、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシで34得点。最多アシストは、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールで15アシストを叩き出している。プレミアリーグは先週末でシーズンを終えたが、その他4リーグはまだ試合が残っており、さらに多くの“2桁得点2桁アシスト”達成者が出てくるかもしれない。

 以下、欧州5大リーグで2桁得点2桁アシストを達成している10選手を紹介する。

※カッコ内は「年齢/所属クラブ/代表(国籍)」
写真=ゲッティイメージズ

リオネル・メッシ(31歳/バルセロナ/アルゼンチン代表)


リーグ戦成績:33試合出場/34得点13アシスト

欧州5大リーグで最も多くのゴールを生み出しているのは、やはりこの男。バルセロナの総得点(88点)の実に53%に絡んでいる。すでに昨季のスタッツ(34得点12アシスト)を上回っており、61得点(43得点18アシスト)に関わった2014-15シーズン以降での自己ベストを記録した。

ニコラ・ペペ(23歳/リール/コートジボワール代表)


リーグ戦成績:36試合出場/20得点11アシスト

今季のリーグ・アンで最も大化けした選手だろう。リール加入1年目となった昨季は13得点4アシストを記録。キャリアベストの数値を叩き出したが、今季はさらにその数字を伸ばして初の2桁得点2桁アシストを達成した。得点関与数はキリアン・ムバッペ(30得点7アシスト)に次ぐリーグ2位。その活躍ぶりは“怪物級”と言っても過言ではない。

エデン・アザール(28歳/チェルシー/ベルギー代表)


リーグ戦成績:37試合出場/16得点15アシスト

28歳を迎えた今季は、キャリアベストのパフォーマンスを披露した。リーグ戦での2桁得点2桁アシストは、リールに所属していた2011-12シーズン(20得点16アシスト)以来となる自身2度目のこと。プレミアリーグで得点、アシスト共に「15」以上を記録するのは、2003-04シーズンにアーセナルに所属したティエリ・アンリ氏(24得点20アシスト)以来、史上4人目の快挙となる。

ラヒーム・スターリング(24歳/マンチェスター・C/イングランド代表)


リーグ戦成績:34試合出場/17得点10アシスト

2シーズン連続で2桁得点2桁アシストを達成。18得点11アシストを記録した昨季の成績を上回ることはできなかったが、この1年の成長ぶりはむしろ数字に表れないところにある。左右のウイングはもちろんのこと、センターフォワードとして起用されることも多く、ゴール前でのプレーの精度も著しく向上した。間違いなく、プレミアリーグ連覇の立役者の一人である。

ジェイドン・サンチョ(19歳/ドルトムント/イングランド代表)


リーグ戦成績:33試合出場/11得点14アシスト

ここまで、10代プレーヤーでは唯一の2桁得点2桁アシストを達成。メッシを上回る14アシストを記録しており、欧州5大リーグ最多15アシストを叩き出すアザール超えも視界に捉えている。もっとも、昨季はブンデスリーガ12試合に出場して1得点4アシスト。得点関与数はこの1年で実に5倍の伸びを記録しており、今季、最もブレイクスルーを果たした選手と言えるだろう。

パブロ・サラビア(27歳/セビージャ/スペイン)


リーグ戦成績:33試合出場/12得点13アシスト

2011年にヘタフェでリーガ・エスパニョーラ初出場を果たしてから8年。レアル・マドリードの下部組織で育ったレフティーがついに覚醒の時を迎えた。2桁得点、2桁アシストは、共にキャリアで初めてのこと。セビージャは後半戦に入ってスランプに陥ったが、調子を落とすことなく結果を出し続けている。スペイン代表入りが待ち望まれる選手の一人だ。

ドリース・メルテンス(32歳/ナポリ/ベルギー代表)


リーグ戦成績:33試合出場/14得点10アシスト

2016-17シーズンに自己最多28得点を記録したものの、昨季は18得点、今季は14得点とゴール数は右肩下がり。しかし、キャリアで初めて2桁アシストを記録するなど、プレーの幅は年齢と共に広がっている。5月4日のセリエA第35節カリアリ戦ではリーグ通算82得点目となるゴールを奪い、ナポリのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏の記録を上回った。

アンヘル・ディ・マリア(31歳/パリ・サンジェルマン/アルゼンチン代表)


リーグ戦成績:28試合出場/11得点10アシスト

今年2月に31歳の誕生日を迎えたが、持ち前のテクニックと攻撃センスに衰えは見られない。今季はパリ・サンジェルマン加入1年目の2015-16シーズン(10得点18アシスト)以来となる2桁得点2桁アシストを達成。チームはリーグタイトルの1冠に終わったが、その活躍ぶりを評価されてリーグ・アンの年間最優秀選手にノミネートされた。

レロイ・サネ(23歳/マンチェスター・C/ドイツ代表)


リーグ戦成績:31試合出場/10得点10アシスト

10得点15アシストを記録した昨季ほどの輝きは見せられなかったが、2シーズン連続で2桁得点2桁アシストを達成。今季は直接フリーキックという新たな武器でチームを助けるなど、成長の跡も示した。ちなみに、得点とアシストはどれも先発した試合で記録。“ジョーカー”としての怖さも身につければ、万能プレーヤーにまた一歩近づくことになる。

トルガン・アザール(26歳/ボルシアMG/ベルギー代表)


リーグ戦成績:32試合出場/10得点10アシスト

兄エデンに負けじと、弟トルガンも2桁得点2桁アシストの金字塔を成し遂げた。名門ボルシアMGで背番号10を託される青年は今季、アシスト数を倍増(5→10)させて自身初の偉業を達成。昔からポテンシャルは兄に見劣りしないと言われていたが、ついにその才能を開花させた。今夏の移籍を確実視されており、兄弟そろってのステップアップが期待される。

(記事/Footmedia)

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