2019.05.14

【セリエA/ヤングスター列伝②】名門インテルの10番を背負う若きアタッカー

ラウタロ・マルティネス
インテルで10番を背負うラウタロ・マルティネス [写真]=LightRocket via Getty Images
1998年にローマに語学留学し、同市内のアマチュアクラブ、ロムーレアの練習に参加。カルチョだけでなく全てのアッズーリをこよなく愛し、日伊協会会報誌『CRONACA』では、イタリアに特化したスポーツ記事を連載中。2017年11月『使えるイタリア語単語3700(ベレ出版)』を共同執筆。イタリア語検定協会事務局員。日伊協会にて4月より『カルチョで旅するイタリア』が開講。

 今シーズン活躍した若手選手を全10回に分けて取り上げる「セリエA版ヤングスター特集企画」。第2回は、名門インテルで10番を背負う期待のストライカー、ラウタロ・マルティネスを紹介する。

名前:ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martínez)
所属:インテル
国籍:アルゼンチン
誕生日:1997年8月22日
年齢:21歳
身長/体重:174cm/72kg
主なポジション:センターフォワード
リーグ成績:24試合出場6ゴール2アシスト

 昨年7月にアルゼンチンのラシン・クラブから2700万ユーロ(約33億円)の移籍金でインテルに移籍し、背番号「10」を託されたアタッカー。174センチと上背は高くないものの、高い身体能力を武器にアクロバティックなプレーで観衆を魅了し、ワントップ、セカンドトップとどちらも遜色なくこなす。また、勝負に対する強い闘争心を持つことから“エル・トロ(牡牛)”の異名を持つ。

 欧州挑戦1年目の今シーズンは、タイプが似るマウロ・イカルディのバックアップとして途中出場が多かったものの、同選手が主将はく奪により招集を拒否していた中で行われたセリエA第28節、宿敵ミランとのミラノ・ダービーで1ゴール1アシストの活躍ぶりを披露。不利と予想されつつも、3-2の勝利をもぎ取る主役となった。イカルディは今シーズン限りでの退団が噂されており、来季はエースとしての期待も高まる。

 昨年3月に行われたスペイン代表とのテストマッチでアルゼンチン代表デビュー。1-6と大敗を喫するほろ苦いデビューとなり、ワールドカップ出場メンバーに名を連ねることはできなかった。しかし、2度目の出場となった同10月のテストマッチ、イラン戦で代表初得点を挙げると、その後もコンスタントにメンバー入り。6月のコパ・アメリカでのブレイクが予想される一人だ。

文=佐藤徳和/Norikazu Sato

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