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欧州4大リーグ終盤戦、優勝争いの状況は? スケジュールまとめ

2019.03.29

タイトル争いの行方はいかに… [写真]=Getty Images

 2018-19シーズンのインターナショナルウィークも終わり、欧州各国リーグが最終盤戦を迎える。気になる優勝争いについてスペイン、イングランド、イタリア、ドイツの欧州4大リーグの現況をまとめた。

■ラ・リーガ/スペイン

[写真]=Getty Images

 第28節までを終えての順位は下記。

1位 66 バルセロナ
2位 56 アトレティコ・マドリード
3位 54 レアル・マドリード
4位 46 ヘタフェ
5位 44 アラベス
6位 43 セビージャ
7位 40 バレンシア
8位 39 ベティス
9位 37 アスレティック・ビルバオ
10位 36 レアル・ソシエダ
11位 35 エイバル
12位 34 ジローナ
13位 34 エスパニョール
14位 33 レガネス
15位 31 レバンテ
16位 29 バジャドリード
17位 29 ビジャレアル
18位 25 セルタ
19位 23 ラージョ・バジェカーノ
20位 22 ウエスカ

 バルセロナが残り10試合の段階で、2位に勝ち点10差をつけ、リーグ連覇に迫っている。勝ち点差を勘案し、優勝できる可能性があるのは、3位レアル・マドリードまでだろう。

 この3強、リーグ戦での直接対決は第31節のバルセロナvsアトレティコ・マドリード以外はすべて消化。つまり、マドリードの2チームはバルセロナが同試合以外の9試合で勝ち点をかなり取りこぼしてくれないと逆転の芽は無い。

 バルセロナの残りスケジュールは下記。

第29節 vsエスパニョール(H)
第30節 vsビジャレアル(A)
第31節 vsアトレティコ・マドリード(H)
第32節 vsウエスカ(A)
第33節 vsレアル・ソシエダ(H)
第34節 vsアラベス(A)
第35節 vsレバンテ(H)
第36節 vsセルタ(A)
第37節 vsヘタフェ(H)
第38節 vsエイバル(A)

 チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得争いをしているアラベスヘタフェとの対戦を残すが、その他中位勢との対戦は終えており、CLを勝ち上がっているため、他クラブよりも過密日程ではあるが、勝ち点をいくつも落とすことは考えづらい。

 バルセロナの連勝、マドリード2チームの連敗がここから続くと仮定すると、最速で第32節終了時で優勝が決定。2チームが食らいついていっても、バルセロナがアトレティコを直接対決で倒せば、第35節終了時に自力で優勝を決定することになる。

 第35節は現在、4月末に開催の予定。直後にCL準決勝ファーストレグがあり、バルセロナにとっては勝ち上がっていた際、リーグ戦での優勝を早めに決められれば、そちらに集中することもできる。なお、残り試合で3強すべてとの対戦を残すのはエイバルのみとなっている。

■プレミアリーグ/イングランド

[写真]=Getty Images

 第31節までを終えての順位は下記。

1位 76 リヴァプール
2位 74 マンチェスター・C(1試合未消化)
3位 61 トッテナム(1試合未消化)
4位 60 アーセナル(1試合未消化)
5位 58 マンチェスター・U(1試合未消化)
6位 57 チェルシー(1試合未消化)
7位 44 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(1試合未消化)
8位 43 ワトフォード(1試合未消化)
9位 42 ウェストハム
10位 41 レスター
11位 40 エヴァートン
12位 38 ボーンマス
13位 35 ニューカッスル
14位 33 クリスタル・パレス(1試合未消化)
15位 33 ブライトン(2試合未消化)
16位 30 サウサンプトン(1試合未消化)
17位 30 バーンリー
18位 28 カーディフ・シティ(1試合未消化)
19位 17 フルアム
20位 14 ハダースフィールド

 プレミアリーグおなじみの光景とも言えるが、カップ戦の関係もあり、各チーム消化試合数にバラつきがあるため、見える順位と実際の順位が分かりづらくなっている。現状でリヴァプールが首位だが、あくまでも“暫定”。勝ち点2差のマンチェスター・Cが未消化試合で白星を得れば、ひっくり返る。

 優勝争いに限って言えば、この2チームのどちらかがトロフィーを掲げることになりそうだ。両チームの残りスケジュールは下記。

リヴァプール
3月31日 第32節 vsトッテナム(H)
4月5日 第33節 vsサウサンプトン(A)
4月9日 CL準々決勝 vsポルト(H)
4月14日 第34節 vsチェルシー(H)
4月17日 CL準々決勝 vsポルト(A)
4月21日 第35節 vsカーディフ(A)
4月26日 第36節 vsハダースフィールド(H)
5月4日 第37節 vsニューカッスル(A)
5月12日 第38節 vsウルヴァーハンプトン(H)

【マンチェスター・C】
3月30日 第32節 vsフルアム(A)
4月3日 第33節 vsカーディフ(H)
4月6日 FA杯準決勝 vsブライトン
4月9日 CL準々決勝 vsトッテナム(A)
4月14日 第34節 vsクリスタル・パレス(A)
4月17日 CL準々決勝 vsトッテナム(H)
4月20日 第35節 vsトッテナム(H)
4月24日 第31節 vsマンチェスター・U(A)※延期分
4月28日 第36節 vsバーンリー(A)
5月4日 第37節 vsレスター(H)
5月12日 第38節 vsブライトン(A)

 上位に位置するチームとの対戦を2回ずつ残す両者。CLも残しており、マンチェスター・Cに至ってはリーグ戦延期分とFAカップも重なって、開催予定日を記載した通り、過密日程と戦う。

 見通しとしては、上位勢との対戦をリヴァプールはともにアンフィールドで戦えるのに対し、マンチェスター・Cはオールドトラフォードでのダービーに臨む。終盤まで残留争いをしそうなチームとの対戦も、リヴァプールサウサンプトン、カーディフ、ニューカッスルの3チームなのに対し、マンチェスター・Cはカーディフ、クリスタル・パレスバーンリーブライトンと1チーム多い点も気になる。スケジュールに限って言えばリヴァプールにやや分があるか。

■セリエA/イタリア

[写真]=Getty Images

 第28節までを終えての順位は下記。

1位 75 ユヴェントス
2位 60 ナポリ
3位 53 インテル
4位 51 ミラン
5位 47 ローマ
6位 45 ラツィオ(1試合未消化)
7位 45 アタランタ
8位 44 トリノ
9位 42 サンプドリア
10位 37 フィオレンティーナ
11位 33 パルマ・カルチョ
12位 33 ジェノア
13位 32 サッスオーロ
14位 30 カリアリ
15位 26 SPAL
16位 25 ウディネーゼ(1試合未消化)
17位 25 エンポリ
18位 24 ボローニャ
19位 17 フロジノーネ
20位 11 キエーヴォ

 中断直前に初黒星を喫したユヴェントスだが、例年通りここまで独走中。最近では開幕前から「2位はどこか」が話題の中心になるようなセリエAで、8連覇達成目前だ。もはや、いつユヴェントスが優勝を決めるのか、がテーマとなる。

 ユヴェントスの残りスケジュールは下記。

第29節 vsエンポリ(H)
第30節 vsカリアリ(A)
第31節 vsミラン(H)
第32節 vsSPAL(A)
第33節 vsフィオレンティーナ(H)
第34節 vsインテル(A)
第35節 vsトリノ(H)
第36節 vsローマ(A)
第37節 vsアタランタ(H)
第38節 vsサンプドリア(A)

 インテルミランローマの上位勢やユヴェントスへの対抗意識の強いトリノフィオレンティーナとの試合を残しているが、2位ナポリとの勝ち点差は15あり、逆転は非現実的だ。

 セリエAでは勝ち点で並んだ場合、直接対決の結果で順位が決まるが、ユヴェントスは今シーズン、ナポリに対して2勝。今後3節でユヴェントスが3連勝、ナポリが1勝2敗で終われば、7節を残してユヴェントスの優勝が決まる。ともに連勝を重ねた場合でも第33節、ホームでのフィオレンティーナ戦後に自力優勝を決めることが可能だ。

■ブンデスリーガ/ドイツ

[写真]=Getty Images

 第26節までを終えての順位は下記。

1位 60 バイエルン
2位 60 ドルトムント
3位 49 ライプツィヒ
4位 47 ボルシアMG
5位 46 フランクフルト
6位 42 レヴァークーゼン
7位 42 ヴォルフスブルク
8位 39 ブレーメン
9位 38 ホッフェンハイム
10位 35 ヘルタ・ベルリン
11位 31 フライブルク
12位 31 デュッセルドルフ
13位 30 マインツ
14位 25 アウクスブルク
15位 23 シャルケ
16位 20 シュトゥットガルト
17位 14 ハノーファー
18位 13 ニュルンベルク

 近年の傾向と違うのが、バイエルンが独走状態ではなく、2強でのマッチレースとなっている点だ。しかし、チーム状況は序盤戦の躓きを取り返して首位に浮上したバイエルンに対して、ドルトムントは失速して勝ち点で並ばれてしまったという、対照的な状態となっている。

両チームの残りスケジュールは下記。

バイエルン
第27節 vsフライブルク(A)
第28節 vsドルトムント(H)
第29節 vsデュッセルドルフ(A)
第30節 vsブレーメン(H)
第31節 vsニュルンベルク(A)
第32節 vsハノーファー(H)
第33節 vsライプツィヒ(A)
第34節 vsフランクフルト(H)

ドルトムント
第27節 vsブレーメン(H)
第28節 vsバイエルン(A)
第29節 vsマインツ(H)
第30節 vsフライブルク(A)
第31節 vsシャルケ(H)
第32節 vsブレーメン(A)
第33節 vsデュッセルドルフ(H)
第34節 vsボルシアMG(A)

 一目瞭然、4月6日第28節の直接対決が大きく行方を左右する。11月のドルトムントホームでの試合は3-2でホームに軍配が上がったが、アリアンツ・アレナでの一戦はどうなるか。両チームともCLは敗退。バイエルンはDFBポカールで勝ち上がっており、ドルトムント戦の3日前に準々決勝を戦うが、2部で現在6位のハイデンハイムが相手。二冠へ取りこぼしはできないが、天王山に照準を合わせて、しっかりと準備をしてくるだろう。

 バイエルンは最後2節が、最終節までCL出場権獲得争いを展開しているであろうライプツィヒフランクフルトとの試合を残している点が気になるが、ドルトムントも最終節で同様の戦いをしていると思われるボルシアMG戦があり、今シーズン不振ではあるがシャルケとの“ルール・ダービー”も控える。

 “6ポイントゲーム”となる直接対決の結果が、シャーレを大きく引き寄せることになるのは、間違いない。

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