ローマのモンチSD(スポーツディレクター)が、ブラジル代表GKアリソンの放出を否定した。イタリアメディア『メディアセット』がインタビュー内容を報じている。
若くしてブラジル代表の守護神を務めるアリソンは、ローマでも絶対的な守備の要として存在感を発揮。今シーズンのセリエAで全試合に先発フル出場している。
高いパフォーマンスを披露する25歳の逸材Gkには国内ではナポリ、欧州各国に目を向ければリヴァプールやアトレティコ・マドリードなど強豪が熱視線を注いでいる。
しかし、ローマにアリソン放出の意思はないようだ。同メディアのインタビューに応えたモンチSDは「我々の選手はアリソンを含め(ローマで)さらにもっと良くなることができる。正直、アリソンの将来について話すのに少し疲れているよ」と、移籍の噂に対する心情を吐露した。
「我々はどこからもオファーも受けていないし、彼を売却する意図もない。我々はアリソンをこのチームに喜んで引きとどめるし、彼のプレーを楽しみにしている。彼には“価格タグ”を付けたくないね」