コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが2月28日に行われ、ユヴェントスとアタランタが対戦した。
史上初の4連覇を目指すユヴェントスは、1月30日に行われたアウェイでのファーストレグで1-0と勝利。優位に立ってセカンドレグを迎えた。先発メンバーには、GKジャンルイジ・ブッフォンやアレックス・サンドロ、ミラレム・ピアニッチ、マリオ・マンジュキッチらが名を連ねている。ファーストレグで決勝ゴールを挙げたゴンサロ・イグアインはベンチ外だった。
ユヴェントスは28分、左サイドからのクロスボールにマンジュキッチが反応。ニアサイドでボールをスルーすると、バウンドしたところで背後にいた相手DFの手に当たったように見えた。ユヴェントス側はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の適用を要求。だが、プレーはそのまま続行された。前半はスコアレスで終了した。
アタランタは64分、最終ラインの背後へ抜け出したアレハンドロ・ゴメスが左足シュート。飛び出していたGKブッフォンが不在のゴールへ飛んだが、ボールは右ポストを直撃。ユヴェントスとしては大ピンチを逃れることとなった。
すると74分、右サイドからのクロスに反応したブレーズ・マテュイディが倒されてPKを獲得。ピアニッチがゴール中央へ蹴り込み、ネットを揺らした。
ピアニッチのPKが決勝ゴールとなり、試合は1-0で終了。ユヴェントスがアタランタとの2試合で連勝を果たし、決勝進出を決めた。5月9日に行われる決勝ではミランと対戦。次戦は3月3日、セリエA第27節でラツィオとのアウェイゲームを控えている。
【スコア】
ユヴェントス 1-0(2試合合計:2-0) アタランタ
【得点者】
1-0 75分 ミラレム・ピアニッチ(PK)(ユヴェントス)