ニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリに、セリエA復帰の噂が浮上したようだ。18日付けでイギリス紙『サン』が報じている。
昨シーズン、ニースに加入して以降活躍を続けるバロテッリ。リーグ・アン2年目の今シーズンはすでに18試合出場13ゴールを記録し、推しも推されぬチームのエースとして君臨している。
しかし、ようやく見つけた安住の地フランスでは、バロテッリに対する相手サポーターからの人種差別が度々問題となっている。同選手はこれに嫌気がさしているとも伝えられており、そこで興味を示したのがセリエAの2つのビッグクラブだという。
そのクラブとは、どちらもバロテッリが以前在籍したインテルとミランの模様。前者は2006-10シーズン、後者は12-14、15-16シーズンにプレーしていた。両クラブとも今夏の移籍市場での獲得を目指すようだ。
好調を維持するバロテッリには先日、ルイジ・ディ・ビアージョ監督がイタリア代表への復帰を示唆しており、加えてユヴェントスからの関心も報じられていた。
インテル在籍時には、現在と同じく相手サポーターから人種差別チャントを容赦なく浴びせられていたバロテッリだが、復帰は果たして実現するのだろうか。