ベネヴェント会長がサニャ獲得を振り返る「彼はおそらく酔っていたよ!」

サニャ

無所属となっていたサニャを救世主として獲得したベネヴェント [写真]=Getty Images

 ベネヴェントのオレステ・ヴィゴリート会長が、元フランス代表DFバカリ・サニャの獲得を振り返った。11日付でイタリアメディア『メディアセット』が伝えている。

 今シーズン、クラブ史上初のセリエAを戦うベネヴェント。開幕から14連敗と不名誉な記録を打ち立てるなどリーグ前半戦は大いに苦戦した。3日にクラブは24試合で56失点を喫している守備陣の救世主として、アーセナルやマンチェスター・Cでプレーした経験者であるサニャをフリーでチームに迎えたことを発表していた。

 フランス代表でも65キャップを誇るサニャの加入は、ヴィゴリート会長にとっても驚きの補強だったようだ。

 『メディアセット』のインタビューに応えたヴィゴリート会長は「彼はおそらく酔っていたよ!(笑)彼はサッカー選手であることに少し疲れていたんだ。彼は我々と共にここで子供のようにスポーツを楽しむことを再発見することができた」と冗談交じりに当時のことを振り返った。

「彼は最初の数日間、ここで本当のプロであることを示した。彼のようなチャンピオンが若い選手と頻繁に接してくれることは重要なことだ。才能だけではトップに立つことができないということを証明してくれる。サニャは素晴らしい男だよ」

 11日に行われた、第24節ローマ戦で途中出場を果たし、ベネヴェントでデビューを果たしたサニャ。勝ち点『7』で最下位に沈むチームを残留に導けるだろうか。

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