パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスは、自身がプレーしたセリエAにさらなる成長を求めているようだ。イタリアメディア『Sky』がインタビュー内容を報じている。
27日に開催されたイタリア・サッカー協会(AIC)主催による『グラン・ガラ』で2016ー17シーズンのセリエAベストイレブンに名を連ねたD・アウヴェス。バルセロナで一時代を築き、その後加入したユヴェントスではリーグ6連覇に貢献。今シーズンよりプレーするパリ・サンジェルマンでもレギュラーとして君臨し、34歳となった今もなお第一線で活躍を続けている。
しかし、1シーズンを過ごしたセリエAにはまだまだ課題があると感じているようだ。表彰式後にインタビューに答えたD・アウヴェスは「僕はユヴェントスで良い1年を過ごした。今でも思い出すよ。しかし、僕はイタリアのサッカーが改善されなければならないとも思っていた。だからユヴェントスを離れたんだ」と移籍の理由を語ると、「もっとあそこでプレーしたいと思っていたよ。だけど、それは簡単ではなかったね。常に幸せというわけじゃなかったんだ。カルチョのクラブは誰もがナポリを見習うべきだ。僕はあのサッカーが本当に好きなんだ。ナポリが持っているヴィジョンはセリエAを改善するのに役立つよ」と、魅力的なサッカーを披露し、現在セリエAで首位に立つナポリを称賛した。
さらに「イタリア代表に起こったことでイタリアのサッカーは変わると思う。監督だけの問題ではなく、全体のレベルが下がったために起きてしまったんだ」と2018 FIFAワールドカップ ロシア出場を逃した代表チームにも言及した。
「僕は今、パリ・サンジェルマンで満足している。サッカーは可能な限り良いプレーをするべきなんだ。僕の人生がそう教えてくれた。ここではそれを自由にやることができる。そのことが僕を幸せにしてくれるんだ」