先月、コンテ監督は自らに帰国願望があると明かしていた [写真]=Getty Images
チェルシーの指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督が来シーズン、ミランの監督に就任する可能性があるようだ。3日付でイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
今夏の移籍市場で2億1100万ユーロ(約274億円)もの莫大な資金を投じ、大型補強を敢行したミラン。覇権奪還を目指しヴィンチェンツォ・モンテッラ監督のもとシーズンに臨んだが、期待されていたような結果が出せず、セリエA第7節終了時点で4勝3敗で7位に沈んでいる。
最近ではモンテッラ監督の進退に関する報道が増えてきており、今シーズン限りで退団するとの意見もあるほどだ。
クラブ首脳陣も早急に結果を出すことを望んでおり、後任候補をすでにリストアップしているようだ。そこで筆頭となっているのが、コンテ監督だという。
補強案を巡り、首脳陣との対立が噂されるコンテ監督は、先月にイタリアのラジオ局『Rai』のインタビューで「イタリアが恋しいよ。私の祖国だし、これまでに素晴らしい経験もしてきた。近い将来帰国することは自分の中で決まっている」とコメント。
イタリアで輝かしい成績を残してきたことと、コンテ監督自身の帰国願望が一致することから、同紙はミランお次期監督となる可能性が高いと伝えている。