主力退団が相次ぐフィオレンティーナ…正守護神がナントへ移籍

タタルシャヌ

主力退団が相次ぐフィオレンティーナは守護神タタルシャヌの移籍も決定した [写真]=Getty Images

 フィオレンティーナは27日、ルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌをナントに完全移籍で譲渡したことを正式発表した。

 イタリアメディア『fantagazzetta.com』によると、移籍金はボーナスを含み、推定400万ユーロ(約5億円)と報じられている。

 現在31歳のタタルシャヌは、2014年夏にステアウア・ブカレストからフィオレンティーナに加入。移籍2年目から正GKの座をつかみ、昨シーズンは35試合に出場した。

 フィオレンティーナは、今冬の移籍市場でアタランタからレンタルで獲得したイタリア人GKマルコ・スポルティエッロが正GKを務めることになると見られる。

 今夏の主力退団が相次ぐフィオレンティーナは、すでに主将のアルゼンチン代表DFゴンサロ・ロドリゲス、元スペイン代表MFボルハ・バレーロ、イタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキ、スロヴェニア代表MFヨシップ・イリチッチの退団が決定。これに加え、クロアチア代表FWニコラ・カリニッチとウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノにもそれぞれミラン、インテルとミラノ方面への移籍が濃厚とみられている。

 セリエAを長年戦い抜いてきた名門に分岐点が訪れているようだ。

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