クラブ売却の意思があることを発表したデッラ・ヴァッレ会長 [写真]=Getty Images
フィオレンティーナは26日、クラブ公式サイト『ヴィオラ・チャンネル』でクラブ身売りの用意があることを表明した。
「フィオレンティーナのオーナーは、サポーターが不満を持っていることを鑑みて、クラブを適切に運営できる能力があり、購入を望む者に売却する用意があることを表明する。フィオレンティーナを愛する者たち全員が前進しなければならない時だ」と声明を発表。
クラブのオーナーであるアンドレア・デッラ・ヴァッレ氏がフィオレンティーナを売却する用意があると表明されている。
デッラ・ヴァッレ氏は、イタリアの一流ブランド、『トッズ』を経営する実業家。2002年に破産したフィオレンティーナを兄ディエゴ氏と共に買い取った。
しかし、チームの主軸である元スペイン代表MFボルハ・バレーロ、イタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキなどの退団報道が浮上したことで、サポーターがクラブ経営に対する非難を強め、これに対してデッラ・ヴァッレ・ファミリーが不満を示していたことが分かっている。