トッティに厳しい言葉を投げかけたデュガリー氏 [写真]=Icon Sport/Getty Images
ミランなどでプレーした経験を持つ元フランス代表FWクリストフ・デュガリー氏が、ローマ退団を表明した元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティに批判的な言葉を発した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が30日に報じている。
デュガリー氏はラジオ局『Rmc』のインタビューで「私はトッティをレジェンドの一人に入れることはできない。沢山のゴールを記録しているとしてもだ。もし、このように優れた選手であれば、一度のリーグ制覇で終えることはない。レジェンドというのは、もっと多くのタイトルをもたらすものだ」と言明。称賛が集まるトッティに対して、懐疑的な見方を示した。
「2006年にはFIFA ワールドカップを制したが、彼はそれほど多くの試合に出場していない。どうして、トッティはチームを離れることが一度もなかったのか? 彼がローマを離れることを望んでいなかったからなのか、それとも重要なオファーを受け取ることがなかったからなのか?」とトッティがレジェンドにふさわしくないと主張している。
デュガリー氏はこれまでにも辛辣なコメントが注目されており、マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督には「自分がチームよりも重要なものになっていると信じている」と発言。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに対しても「彼はカラーコーンだ」と同選手が走らないことを厳しく批判していた。