ローマからの関心が報じられたシック [写真]=Getty Images
ローマが、サンプドリアに所属するチェコ代表FWパトリック・シックの獲得に向けて動いていることが分かった。24日付のイタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
同紙によると、ローマのスポーツディレクター(SD)に就任したモンチ氏がシックの代理人らに接触し、交渉に臨んでいたことが明るみに出たようだ。シックに関しては、以前から同じセリエAの強豪チームであるユヴェントスやインテルだけでなく、イタリア国外のクラブも獲得に乗り出していることが噂されていた。そんなシックの獲得レースにローマが加わることで、同選手の獲得競争は更に激化していくと見込まれている。ローマは昨年夏にもシックの獲得に関心を持っていたが、400万ユーロ(約4億9600万円)の移籍金を支払うことに難色を示し、獲得を見送った経緯がある。今やシックの契約破棄金は約6倍の2500万ユーロ(約31億円)となっており、市場価値は非常に高まっていると言えるだろう。
シックは1996年1月24日生まれの21歳で、今シーズンはセリエA初挑戦ながらも29試合に出場し11ゴールをマークする驚きの活躍を見せている。今後のシックの去就に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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