セリエA第33節でミランとエンポリが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第33節が23日に行われ、日本代表FW本田圭佑所属のミランと、エンポリが対戦した。本田はベンチスタートだった。
立ち上がりからホームのミランが攻勢に出たが、なかなかゴールを奪うことができない。すると、40分にエンポリが先制する。左からのCKをレヴァン・ムチェドリーゼがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。
後半に入り59分、ミランはマリオ・パシャリッチがエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーを務めたスソはゴール正面を狙ったが、GKに足で阻まれ、絶好の得点チャンスを逃してしまった。
ピンチを凌いだエンポリは67分、ロングボールをペナルティエリア内左のマッシモ・マッカローネが頭で落とすと、マメ・ババ・ティアムが胸トラップから左足ボレーで狙う。強烈なシュートがゴールに突き刺さり、リードが2点に広がった。
追い詰められたミランは直後の72分、エリア内右に持ち込んだジャンルカ・ラパドゥーラが左足のシュートをゴール左下に決め、1点を返す。87分にはスソに代えて本田を投入。本田はリーグ戦17試合ぶりの出場となった。
その後はミランが敵陣に押し込んだが、最後までゴールは生まれず、試合はこのまま終了。エンポリが2-1でミランを下した。
次節、ミランは30日にアウェイでクロトーネと、エンポリは同日にホームでサッスオーロと対戦する。
【得点者】
0-1 40分 レヴァン・ムチェドリーゼ(エンポリ)
0-2 67分 マメ・ババ・ティアム(エンポリ)
1-2 72分 ジャンルカ・ラパドゥーラ(ミラン)