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セビージャに打撃、敏腕SDモンチ氏がローマ幹部就任か…3年契約へ

2017.03.28

ローマのSDに就任する可能性を報じられたモンチ氏 [写真]=Getty Images

 セビージャのスポーツディレクター(SD)を務めるモンチ氏が、ローマの同職に就任する可能性が高まっているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が27日に報じている。

 モンチ氏は選手時代、1999年までセビージャ一筋でプレー。現役引退後はSDに転身し、下部組織の強化と選手の発掘、育成によって同クラブを強豪へと押し上げた。とりわけ、“原石”と言える選手を発掘する慧眼には定評があり、莫大な移籍金収入をクラブにもたらしながら、強豪としての地位も維持している。

 ヨーロッパリーグ3連覇を果たすなど、躍進を続けるセビージャを支えてきたモンチ氏。しかし、今シーズン限りでクラブを去る可能性があるようだ。『デイリーメール』によると、ローマが同氏を招へいすべく、交渉を行う準備ができているという。

 ローマはモンチ氏に3年契約を提示する見込みで、同紙は「モンチとセビージャの30年以上に渡る関係が終了するだろう」と伝えている。セビージャのホセ・カストロ・カルモナ会長はスペイン紙『マルカ』に対して「モンチはいつものようにセビージャのために働いている。今シーズンの終わりには、彼に何が起きるかわかるだろう。モンチや私よりも、クラブのことが重要だ」とコメント。モンチ氏退任の可能性を否定しなかった。

 クラブの躍進を支えてきたモンチ氏が去ることになれば、セビージャにとっては大きな打撃を受けることとなる。果たして、同氏はローマに新天地を求めるのだろうか。

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