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サッスオーロ指揮官、ローマとの接触を完全否定「オファーはない」

2017.03.23

ローマとの接触を否定したサッスオーロのディ・フランチェスコ監督 [写真]=Getty Images

 サッスオーロを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が、ローマと接触したという報道を否定した。イタリア紙『トゥットスポルト』が22日に報じている。

 報道によると、ディ・フランチェスコ監督は現役時代にプレーしたローマの次期監督候補に浮上している件について言及。「『ディ・フランチェスコがローマからオファーを受けた』という記事を読んだ。私は議論を引き起こしたくない。報道は真実ではないし、そのようなオファーを受けていない。自分はオファーを受けたことはない。ローマとの接触はないんだ」と、ローマとの接触を完全否定した。

 さらに「今はサッスオーロでの指揮に集中している。数週間後にクラブの幹部と去就について話し合う予定だ」と明かすしている。ローマのルチアーノ・スパッレッティ監督について「離れたところからは、スパッレッティ監督の話の意味を理解できない。ローマは特別なクラブだ。もし冷静にいたいのであれば、多くの噂に耳を傾けないことが必要だ」と、報道に惑わされないことが重要だと強調した。

 ディ・フランチェスコ監督は1969年生まれの47歳。現役時代はエンポリやローマ、ペルージャなどでプレーし、イタリア代表にも名を連ねた。2000-01シーズンには元日本代表MF中田英寿氏とチームメイトで、セリエA制覇を果たしたチームの一員となった。

 現役引退後はローマでチームマネージャーを務めた後、セリエC2のクラブでスポーツ・ディレクターに就任。2010年にペスカーラの監督に就任し、レッチェを経て2012年にサッスオーロの指揮官となった。就任1年目の2012-13シーズンにクラブ史上初となるセリエA昇格を果たした。

 指揮官としてセリエA初挑戦となった2013-14シーズン途中、フランチェスコ監督は成績不振で解任されたものの、解任から6試合後に復帰。17位でセリエA残留を果たしてみせた。14-15シーズンは12位、15-16シーズンは6位と、着実に順位を上げた。今シーズンはクラブ史上初参戦となったヨーロッパリーグでグループステージ敗退に終わり、セリエAでは第29節終了時点で15位となっている。

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