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イブラ、マンUでのプレーに満足も移籍否定せず「何が起こるかは…」

2017.03.17

ロストフ戦でも勝利に貢献したイブラヒモヴィッチ [写真]=Igor Russak/NurPhoto via Getty Images

 マンチェスター・Uに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが『FOXスポーツ』のインタビューに応じ、同チームでのプレーに満足していると手ごたえを示した一方で、移籍の可能性も否定しなかった。

 昨夏にパリ・サンジェルマンからマンチェスター・Uに加入したイブラヒモヴィッチは、今シーズンここまでのプレミアリーグで25試合に出場して15得点をマーク。今年の10月には36歳になり、昨夏のユーロ終了後にスウェーデン代表からの引退を発表したため、マンチェスター・Uがキャリア最後の舞台になるのでは、という見方もあった。チームとの契約は今シーズン終了時までとなっているが、1年間の延長オプションもついており、その去就に注目が集まっている。

 MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーが同リーグ史上最高額の給与を用意し、獲得を目指していることが報じられているほか、セリエAのナポリも熱視線を送っているという。イブラヒモヴィッチ自身は「現在はマンチェスター・Uでのプレーに満足している」と語りながらも「何が起こるかはわからない。とにかく様子を見てみよう」と、移籍の可能性を決して否定することはなかった。

 またイブラヒモヴィッチは2010年から2012年まで在籍したミランでの思い出が最高のものだったと、キャリアを振り返った。

「家族もミラノで素晴らしい時間を過ごせた。(アドリアーノ)ガッリアーニ副会長と(シルヴィオ)ベルルスコーニ名誉会長の熱い思いを感じて、移籍することを決めたんだ。2010-11シーズンで優勝しスクデットを獲得したとき、ガッリアーニがロッカールームに入ってきてインテルのユニフォームについていたタイトルホルダーのバッジを破ると、こういったんだ。これはもう君のものだ、ってね」

 一方で”イブラ節”も忘れず。「バルセロナでの出来事も深く心に刻まれているけどね。すごく居心地が悪かった」と、2009-10シーズン終盤は出場機会に恵まれなかったことに不満を漏らした。

 マンチェスター・Uは16日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグでロストフ(ロシア)と対戦し、1-0で勝利。イブラヒモヴィッチもフル出場を果たしている。

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