チームの5点目を喜ぶインテルイレブン [写真]=Inter via Getty Images
セリエA第27節が5日に行われ、カリアリと日本代表DF長友佑都が所属するインテルが対戦した。
前節、2位ローマとの上位対決で敗れ、6位に後退したインテル。今節は2試合ぶりの白星を目指し、12位カリアリのホームに乗り込んだ。先発にはアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、クロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチらが入った。長友はリーグ戦5試合連続のベンチスタートとなった。
試合は34分、アウェーのインテルが先制に成功する。エリア外右で縦パスを受けたエベル・バネガが反転してエリア内やや左のイヴァン・ペリシッチへ浮き球のパス。これを上手く右足でトラップすると、左足で落ち着いてゴール右下に流し込んだ。
さらに6分後、インテルはエリア付近やや左でフリーキックを獲得。エベル・バネガが右足で直接ゴールを狙うと、ボールは壁を越えてゴール左に突き刺さった。
2点を追うカリアリも前半のうちに反撃。42分、左サイドからゴール前にボールを放り込むと、ゴール前のマルコ・ボリエッロが相手DFに競り勝ってヘディングシュートを放ち、ゴール右に決めた。前半はインテル1点リードで折り返した。
後半開始早々、インテルが再びリードを2点に広げる。イカルディがエリア内左でボールを受けると、サポートに入ったペリシッチに預ける。エリア内左から右足を振り抜くと、ゴール右下のサイドネットを揺らした。
その後、インテルは67分にイカルディがエリア内で相手GKに倒されて獲得したPKを自ら決めて追加点。87分からは長友がピッチに送り込まれ、リーグ戦5試合ぶりの出場を果たした。試合終了間際の89分にはロベルト・ガリャルディーニのミドルシュートでインテルは5点目を奪った。
試合はこのまま終了し、インテルが5-1と大勝。前節の敗戦を引きずらず、2試合ぶりの白星を手にした。
次節は12日、カリアリは敵地でフィオレンティーナと、インテルはホームでアタランタと対戦する。
【得点者】
0-1 34分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
0-2 40分 エベル・バネガ(インテル)
1-2 42分 マルコ・ボリエッロ(カリアリ)
1-3 47分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
1-4 67分 マウロ・イカルディ(PK)(インテル)
1-5 89分 ロベルト・ガリャルディーニ(インテル)
By サッカーキング編集部
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