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主力一部温存のユーヴェ、ホーム30連勝を達成…制裁受けたボヌッチが先発復帰

2017.02.26

チームの2点目となるA・サンドロ(12番)のゴールを喜ぶユヴェントス [写真]=Getty Images

 セリエA第26節が25日に行われ、ユヴェントスエンポリが対戦した。

 第25節終了時点で2位ローマに勝ち点差「7」をつけて首位を走るユヴェントス。現在公式戦8連勝と好調で、ホームでは昨シーズンから29連勝中と圧倒的な強さを誇っている。

 先発メンバーには、采配へ異議を唱えたとして23日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのポルト戦を欠場していたイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが復帰。その他、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインやクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチらが名を連ねた。一方、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン、同DFジョルジョ・キエッリーニ、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラら一部の主力は控えに回った。

 試合は開始5分、ユヴェントスが決定機を迎える。左サイドからのクロスをエリア内のマンジュキッチが頭で逸らす。ゴール前のイグアインがこれを収め、右足でシュートを放ったが、GKウカシュ・スコルプスキにキャッチされた。さらに10分、エリア内右からフアン・クアドラードが右足でシュート。相手DFに当たってコースが変わったボールにゴール前のマンジュキッチが飛び込んだが、左足で放ったシュートは枠を捉えることはできなかった。

 攻めるユヴェントスは30分、イグアインのスルーパスでマンジュキッチがエリア内左に抜け出す。GKスコルプスキをかわしてシュートを放とうとしたが、戻ってきた相手DFに阻まれ、チャンスを活かすことができなかった。前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入って52分、ユヴェントスが均衡を破る。右サイドのクアドラードが鋭いクロスを供給。マンジュキッチが高い打点から強烈なヘディングシュートを放つと、ボールはクロスバーを直撃し、跳ね返ったボールがGKスコルプスキに当たってネットに吸い込まれた。

 65分にはユヴェントスが追加点を奪う。右サイドのダニエウ・アウヴェスが右足でグラウンダーのクロス。エリア内左のアレックス・サンドロが相手DFを背負いながらボールを受けると、反転しながら左足でシュートを放つ。ボールはゴール右下に突き刺さった。

 試合はこのまま終了し、ユヴェントスが2-0と完封勝利。ホームでの連勝記録を「30」まで伸ばし、暫定ながら2位ローマとの勝ち点差を「10」とした。

次節は5日、ユヴェントスは敵地でウディネーゼと、エンポリはホームでジェノアと対戦する。

【スコア】
ユヴェントス 2-0 エンポリ

【得点者】
1-0 52分 オウンゴール(ウカシュ・スコルプスキ)(ユヴェントス
2-0 65分 アレックス・サンドロ(ユヴェントス

By サッカーキング編集部

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