記者会見に出席したブッフォン [写真]=NurPhoto via Getty Images
21日、ポルトとのチャンピオズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグを翌日に控え、ユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、公式会見に臨んだ。
「4-2-3-1のフォーメーションがヨーロッパでの戦いで重要になるか?」と記者から質問を受けたブッフォンは、「理想的なフォーメーションなど存在しない。クオリティを高めることを手助けしてくれるだけのものだ。僕らには決定的な武器がある。ただ、違いを生み出すものは、常に良い結果を出そうという意欲と、絶対に諦めることのない気持ちを持つことだ」と話し、ピッチの上では精神面が試合の行方を左右すると強調した。
続けて、「サポーターはこの1回戦で、バルセロナ、レアル・マドリード、バイエルンとの対戦を引き当てなかったことに満足していた。ある意味、それは正しいことだ。もしこの3つのうちのどれかと対戦していたら、僕らは苦しめられていただろう。とても手強いチームとの対戦となっていたからだ」と本音を明かしたうえで、ポルトへの警戒を口にした。
「いずれにしても、僕らは素晴らしいクオリティを持ったチームと対戦する。何もプレゼントしてはくれないだろう。僕らが勝ち抜けたなら、それは彼ら以上のことを見せたことになる。もしポルトが勝ち進んだなら、彼らは僕らに何もプレゼントせず、十分にプレーしたということになるだろう」