2003年夏にマンUへ加入したC・ロナウド [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、ユヴェントス移籍に迫った過去があるようだ。イギリス紙『デイリーメール』が報じている。
C・ロナウドは2003年夏、スポルティングからマンチェスター・Uに移籍。同クラブで2009年夏までプレーし、2009-10シーズンからレアル・マドリードに所属している。
マンチェスター・Uとレアル・マドリードで華々しい活躍を見せてきたC・ロナウドだが、ユヴェントス移籍に迫った過去があるようだ。今回の報道によると、マンチェスター・Uに加入した2003年夏よりも前に、ユヴェントスへの移籍決定が目前となっていたという。
2001年からユヴェントスの幹部を務めていたジャンニ・ディ・マルツィオ氏は「私がユヴェントスで仕事をしていて、彼(C・ロナウド)が18歳の時だった」と、当時を回想している。
「私はクラブ(ユヴェントス)に電話をかけて、“世界最高の選手になるかもしれない、(ディエゴ)マラドーナの後のサッカー界で最高の選手になるかもしれない”人物を見つけたと報告したんだ」
「私は交渉をして、2002年(当時、C・ロナウドは17歳)にトリノへ彼を連れてきた」
しかし、C・ロナウドのユヴェントス移籍は成立しなかった。同選手の獲得交渉には、チリ代表FWマルセロ・サラスのトレードが盛り込まれていた。マルツィオ氏によると、サラスはユヴェントス退団に同意せず、C・ロナウドの移籍交渉は破談となったという。
マンチェスター・U移籍後のキャリアを見れば、マルツィオ氏の見立ては正しかったと言えるだろう。ユヴェントスにとっては、悔やんでも悔やみきれない獲得失敗となったかもしれない。
By サッカーキング編集部
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