ブンデス得点ランキング首位を走るオーバメヤン [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミランが今夏の移籍市場で、ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得に動く可能性があるようだ。イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』が19日に報じている。
中国資本グループ「シノ・ヨーロッパ・スポーツ」への売却完了が3月に迫っているミラン。潤沢な資金を手にした今夏の移籍市場では、従来の緊縮財政路線とは決別し、高額の移籍金を投じて大型補強に動くものと予想される。
補強の目玉としてミランが獲得を目指すのは、世界最高レベルの快速を誇るオーバメヤン。2008年まで下部組織でプレーしていた同選手を“復帰”させるべく、ミランは7000万ユーロ(約85億7000万円)もの移籍金を投じて、獲得に乗り出すのではないかと報じられている。ただ、レアル・マドリードやマンチェスターU、マンチェスター・Cもオーバメヤンへの関心を示しており、獲得交渉は困難を極めるものと見られる。
オーバメヤンは今シーズンのブンデスリーガで、第16節終了時点で15試合に出場して16ゴールを記録。得点ランキング首位を走っている。目覚ましい活躍を続けるストライカーの去就に注目が集まる。