多くのクラブが狙うPSGのMFヴェラッティ [写真]=Getty Images
バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督が、パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティ獲得の可能性について言及した。コメントを19日付けのフランス紙『レキップ』が伝えている。
かつてパリ・サンジェルマンを率いていた経験を持つアンチェロッティ監督は、ヴェラッティの獲得を望んでいると報じられている。バイエルンは今シーズンで契約満了となる元スペイン代表MFシャビ・アロンソが引退する意向を示したと言われており、中盤の選手の補強を考えているようだ。
しかし同紙によれば、ヴェラッティがパリ・サンジェルマンを離れる可能性は低いようだ。バイエルンのアンチェロッティ監督は会見で、「彼(ヴェラッティ)は当分PSGに留まり続けるだろう。獲得するチャンスはないね。忘れたほうがいい」などとコメントしており、ヴェラッティ獲得の現実味が低いことを強調した。
24歳のヴェラッティは、2012-13シーズンにペスカーラから移籍。昨シーズンは負傷の影響で出場が減っており、ユーロ2016への出場も断念したが、その一方でパリ・サンジェルマンとの契約を2021年まで延長したことを発表した。ウナイ・エメリ監督のもとで迎えた今シーズンは再びスタメンに名を連ねており、ここまでリーグ・アン15試合に出場し2ゴールをマークしている。