モンテッラ監督が引き分けのトリノ戦を振り返った [写真]=Getty Images
セリエA第20節が16日に行われ、ミランはアウェーでトリノと対戦。2点ビハインドから2-2の引き分けに持ち込んだ。
ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は試合後のインタビューで「我々はこれからの試合のためにレッスンを受けた」と振り返った。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
12日に行われたコッパ・イタリア5回戦で、トリノを相手に2-1と逆転勝利を収めているミラン。4日後の“再戦”は、前半を0-2で終える苦しい展開となった。
モンテッラ監督は「前半はかろうじて及第点の出来だった。コッパ・イタリアの一戦のように相手に多くのカウンターを許してしまった。我々にとっては、かろうじて及第点の出来だけでは十分ではない」と、前半の戦いぶりを振り返っている。
2点ビハインドで後半を迎えたミランは55分と60分に得点を決め、2-2の同点に追い付いた。モンテッラ監督は「前半の終わりごろから後半には力強さが見られ、プレーの面では良くやっていた。2点を追い付いた後は、両チームともに敢然と戦っていた。ラストはハラハラさせられる展開で、とても混乱していたね。我々はこれからの試合のためにレッスンを受けた。試合の展開を読むうえで、成長しなければならないということだ」と話し、前後半で動きの質が違ったことを指摘した。
ミランはセリエA第20節を終え、勝ち点「37」で暫定5位となっている。モンテッラ監督は「この順位が我々にとって正しいものなのかはわからない。順位表は意識していないよ。20試合を終えて、どのチームも妥当な勝ち点を得て、妥当な位置にいるのだと思う」と、順位を意識していないことを明かしている。
ミランは次節、21日にナポリをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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