セリエA第19節でミランとカリアリが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第19節が8日に行われ、日本代表MF本田圭佑所属のミランとカリアリが対戦した。
ミランは2016年最終戦となったスーペルコッパ・イタリア2016でPK戦の末にユヴェントスを破り、いい形で1年を締めくくった。2017年初戦も白星を挙げて、好スタートを切りたいところだ。本田はベンチスタートとなり、FWエムバイェ・ニアンやFWスソ、FWカルロス・バッカらが先発起用された。
積極的な立ち上がりを見せたミランは開始2分、ペナルティエリア内中央でボールを受けたバッカが反転から右足でシュートを放ったが、ここはゴール右に外れた。
16分にはニアンがミドルレンジから右足を振り抜いたが、ここも枠を捉えることができない。さらに28分、エリア手前左の好位置でFKを獲得すると、ジャコモ・ボナヴェントゥーラが狙ったが、わずかに枠の左へ逸れた。
前半はこのままスコアレスで折り返す。
後半に入り68分、カリアリはミドルシュートのこぼれ球に反応したマウリシオ・イスラがシュートを流し込んでネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定で得点とはならなかった。
ミランは79分にマリオ・パシャリッチを下げてジャンルカ・ラパドゥーラを投入し、ゴールを目指す。すると終盤の88分、エリア内で粘ったラパドゥーラからのパスをバッカがゴール左に蹴り込み、待望の先制点となった。
試合はこのまま終了し、1-0で勝利を収めたミランが2017年白星スタートを切った。
次節、ミランは16日に敵地でトリノと、カリアリは15日にホームでジェノアと対戦する。
【得点者】
1-0 88分 カルロス・バッカ(ミラン)