中国移籍が迫るヴィツェル [写真]=Getty Images
ゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、ユヴェントスのオファーを拒否したことが判明した。大手メディア『ESPN』が2日に報じている。
昨夏の移籍市場で、ユヴェントス入りが土壇場で消滅したヴィツェル。それでも同クラブはヴィツェルへの関心を失わず、今冬での加入が確実視されていた。しかしここにきて中国の天津権健が同選手に興味を示すと、状況は一変。ユヴェントス移籍が不透明な状況になったと報じられていた。
同メディアによると、ヴィツェルは報道通り、中国移籍を認めた模様。「難しい決断だった。一方ではユヴェントスというビッグクラブが存在していたが、もう一方は私の家族の将来にとって魅力的なオファーだった」とコメントし、年俸1800万ポンド(約22億円)と予測される給与面が移籍の決断理由であると明かした。
一方でヴィツェルは、これまでに自身に関心を持ち続けたユヴェントスに対して、「彼らはいつも本当の紳士のように行動していた。感謝するしかない。私はユベントスのファンになるだろう。そして、ユベントスがチャンピオンズリーグを制覇することを願っている」と言葉を送った。
By サッカーキング編集部
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