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かつてミランで10番を背負ったMFボアテング、自らの過ちを認める

2016.12.13

かつてはミランの背番号10を背負ったMFケヴィン・プリンス・ボアテング [写真]=Getty Images

 ラス・パルマス所属の元ガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングが、この数年間で犯した過ちについて語った。イギリス紙『デイリーメール』が12日付で報じている。

 かつてミランで10番を背負いセリエA優勝に貢献したものの、近年は不振が続き、現在はスペインでプレーするボアテング。「2年間で僕は全てのお金を車や腕時計、ブーツ、ナイトクラブ、レストラン、そして実際には友達でなかった人間に費やした」と明かした同選手は、さらにそれについて「自分のような貧しい地域で育ち、お金がなかった人間にとって、それは危険なことだった」と続けた。

「人生において過ちを認めるのは大切なことだ。その過ちのおかげで、僕は僕でいられる。僕はとても衝動的な人間だったけど、今はもっと賢くなっていると思うよ」と、自らの行いが間違っていたと認めたボアテング。今シーズンはリーガ・エスパニョーラで11試合に出場し5ゴールと、復調の兆しを見せている。栄光と挫折を味わった同選手は、再び輝きを取り戻すことができるだろうか。

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