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「国際的な恥」と痛烈批判 シャペコエンセへの黙とう中、ローマサポが野次

2016.12.10

ELアストラ戦で黙とう中に野次を飛ばしたとされるローマサポーター [写真]=AS Roma via Getty Images

 8日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第6節のアストラ(ルーマニア)対ローマ(イタリア)で、ローマサポーターが問題行為を起こしたようだ。8日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。

 0-0のドローに終わった同試合の前には、先日の飛行機墜落事故で多くの関係者が犠牲になったシャペコエンセに対する黙とうが行われた。だが、敵地に駆け付けた約500人のローマサポーターは、黙とうが行われている最中に同じ街を本拠地とする宿敵のラツィオに対する野次を飛ばし始めたという。すると、地元のアストラサポーターもこの行動に反発し、ブーイングを浴びせたそうだ。

 さらに試合が始まってからも、問題行動は続いた模様。ローマサポーターはスタジアム警備員と衝突し、乱闘騒ぎを起こしたという。対するアストラサポーターも、グラウンドレベルに侵入して、ローマの横断幕を奪おうとしたようだ。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ローマサポーターの常識を逸した行為について、「国際的な恥」と強く非難。世界中のサッカーファンがシャペコエンセに対する哀悼、支援の輪を広げている中で、水を差す行為であったと、自国民の蛮行を嘆いている。

(記事/Footmedia)

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