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ローマ戦後に不適切発言のラツィオMF、謝罪の意示すも10試合出場停止か

2016.12.06

ローマ戦に出場したラツィオMFルリッチ [写真]=NurPhoto via Getty Images

 ラツィオに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFセナド・ルリッチが、4日に行われたセリエA第15節ローマ戦後の自身の発言について謝罪した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が5日に報じている。

 ルリッチは“ローマ・ダービー”に0-2で敗れた直後、ローマのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーについて、「リュディガーの挑発? 彼は試合前に、『2年前は靴やベルトを路上で売っていた』と話していた。それが今では怪物のようなプレーをする。挑発したのは彼のせいではない。周りにいるやつらのせいだ。そいつらが、リュディガーを無礼な人間へと育てたんだ。こういった挑発など放っておけばいい。いずれまた同じことをする」とコメントしていた。

 試合から一夜明け、ルリッチは「申し訳ない。テンションが冷静さを失わせてしまった。不適切な発言だった」と謝罪の意を表明した。

 しかし、イタリアメディア『メディアセット』によれば、ルリッチは10試合の出場停止を命じられる恐れがある模様。現在、イタリアサッカー連盟(FIGC)の検事局が調査に乗り出しており、ルリッチの発言が人種差別にあたるとみなされた場合、10試合、もしくはそれ以上の出場停止になるのではないかと指摘している。

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