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開始6分で2失点…インテルがナポリに完敗で連勝ならず、長友出番なし

2016.12.03

ナポリに敗れたインテル [写真]=Getty Images

 セリエA第15節が2日に行われ、ナポリと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦した。長友はベンチスタートとなった。

 前節、ステファノ・ピオリ体制公式戦初白星を挙げたインテル。連勝を目指す一戦には、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、クロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチ、イタリア代表FWアントニオ・カンドレーヴァなどが先発した。対するナポリは、公式戦ここ6試合でわずか1勝と調子が出ていない。インテル戦にはスロヴァキア代表MFマレク・ハムシクや、イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェらがスタメン出場を果たしている。なお、試合前にはシャペコエンセ(ブラジル1部)の選手たちを乗せた飛行機が墜落した事故を受け、黙とうが捧げられた。

黙とうを捧げるインテルの選手ら [写真]=Getty Images

黙とうを捧げるインテルの選手ら [写真]=Getty Images

 開始2分、早くもナポリが先制する。ハムシクのロングパスをエリア右のホセ・カジェホンが頭で落とすと、走りこんだピオトル・ジエリンスキが右足でダイレクトシュート。ボールはGKサミール・ハンダノヴィッチが反応するも及ばず、ゴール左下へ吸い込まれた。

 さらに6分、ナポリはディフェンスラインの裏へ抜け出したハムシクがジエリンスキのスルーパスに反応。そのままエリア左に進入し、左足を振りぬいた。するとボールはGKハンダノヴィッチの足元を射抜き、ゴール右下へ突き刺さる。インテルは早くも2点を失った。

 その後もナポリの勢いは止まらない。36分、敵陣でボールを拾ったカジェホンが縦パスを供給。これを前線で収めたマノーロ・ガッビアディーニが素早く左足でミドルシュートを放った。しかしこれはGKハンダノヴィッチがパンチングで逃れ、ゴールを許さない。それでも、ナポリ2点リードのまま前半を終える。

先制ゴールを挙げたナポリのジエリンスキ [写真]=Getty Images

先制ゴールを挙げたナポリのジエリンスキ [写真]=Getty Images

 後半に突入して51分、ナポリはCKを獲得すると、ハンダノヴィッチが弾いたこぼれ球をラウール・アルビオルが中央へ折り返す。これをインシーニェが左足インサイドでミートし、ゴール右隅へ流し込んだ。ナポリが3点差とする。

 その後も攻撃の手を緩めないナポリは65分、右サイドを駆け上がったガッビアディーニがドリブルから左足のシュートまで持ち込んだ。しかしGKハンダノヴィッチが落ち着いてセーブし、失点を阻止した。

 劣勢のインテルは68分、ペリシッチの低弾道のクロスにカンドレーヴァが左足で合わせた。しかしここはGKホセ・マヌエル・レイナが左手一本で反応。ビッグセーブを見せた。

 78分、インテルは3枚目の交代カードをきってロドリゴ・パラシオを前線に投入。1点を目指す。

 すると90分、インテルマルセロ・ブロゾヴィッチのアーリークロスを、ファーサイドでフリーとなったペリシッチが頭で叩き付けた。しかしボールはわずかにポスト左へ外れ、得点には至らなかった。

 結局試合はこのままタイムアップ。ナポリが3-0でインテルに勝利し、10月以来となるホームでの白星を挙げた。一方のインテルは連勝を飾ることができなかった。なお、長友の出場機会は無い。

 次節、ナポリはカリアリと、インテルはジェノアと対戦する。

【スコア】
ナポリ 3-0 インテル

【得点者】
1-0 2分 ピオトル・ジエリンスキナポリ
2-0 6分 マレク・ハムシクナポリ
3-0 51分 ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ

By サッカーキング編集部

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